ある日、オーシャンガールズは都内で開催されるアイドルフェスに参加していた。
環奈 「今回のアイドルフェスは参加しているグループが多いから人がたくさんいるね〜。」
夏海 「15の都道府県を代表する地方アイドルグループが集まっているしね。」
有沙 「本当だ!福島県から来たアイドルグループもいるし、福岡県から来たアイドルグループもいるよ!」
手元にある出演者一覧表を確認する有沙。
環奈 「今回は九州発のアイドルグループが初参加か〜。」
夏海 「今までこのフェスで最西端は山口県発のアイドルグループだったもんね〜。」
本番前に環奈と夏海と有沙が会話しているとある七人組の女性アイドルグループが近づいてきた。
? 「あの!オーシャンガールズの岡本環奈ちゃんと湊有沙ちゃんと弥柳夏海ちゃんですよね?」
環奈 「はい!そうですよ!ところであなた達は?」
五十嵐れお 「私達は岡山発のアイドルグループ!」
Chamjamメンバー一同 「ChamJamです!」
環奈 「ああっ!確か今回のフェスで中国地方代表で出演しているグループね!」
れお 「はい!私はリーダーの五十嵐れおです!よろしく!」
空音 「松山空音です!」
眞妃 「セクシー担当の伯方眞妃でーす!」
ゆめ莉 「はじめまして水守ゆめ莉です。本日はよろしくお願いします。」
優佳 「寺本優佳でーーす!よろしくーー!」
文 「横田文です!あーやって呼んでね!」
舞菜 「い・・市井舞菜です。よろしくお願いします。」
環奈 「みんな、今日はよろしくね!」
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環奈 「そういえば今日はママがサユリさんと一緒に観に来てくれるの。」
有沙 「サユリさんって確か環奈ちゃんのママのお友達だよね。」
環奈 「うん!小さい頃よく遊んでもらったんだ〜。」
祐里 「おーい!環奈!夏海!有沙!そろそろ円陣組むから早く来てーー!」
環奈・夏海・有沙 「「「はーい!」」」
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〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪
ステージで歌い踊るChamJamメンバー達。
夏海 「ChamJamのステージ盛り上がってるね〜。」
有沙 「ファンの人達の声援も大きいし。」
ChamJamのステージを舞台袖から見ているオーシャンガールズ。
環奈 「そうだね・・・・うん!?」
環奈の目線の先には赤いジャージを着たサユリ?がいた。
えり「まいな〜〜〜!愛してる〜〜!!!!」
両手にサイリウムを持って舞菜に声援を送るえり。
環奈 「(サユリさん!?でもサユリさんは確かママと一緒の席で見るって言ってたし・・・まさかドッペルゲンガー!?)」
えり 「超絶可愛い〜〜〜!まいな〜〜〜!」
環奈 「(それにしてもすごく大きな声だな・・・。それぐらい舞菜のことが好きなんだあの人。)」
このサユリにそっくりな女性は市井舞菜の熱狂的なオタのえりである。
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フェス終了後、環奈は母・マイとサユリに合流した。
環奈 「・・・サユリさんって岡山県に双子の姉とか妹っていませんよね?」
サユリ 「えっ?どうしたの環奈ちゃん?いきなりそんなこと聞いて。」
環奈 「だって前列の観客席にサユリさんと瓜二つな人がいたから・・・。」
「環奈、それ本当!?」
環奈 「うん。ドッペルゲンガーと言ってもいいくらい似てた。」
サユリ 「本当に!?まっちゅん、その人に会ってみたいな〜!」
環奈 「いやサユリさん、ドッペルゲンガーって確か会ったら死んじゃうらしいから会わないほうがいいと思いますよ・・・。」
「うんうん・・・。それに色々とややこしいことになるし・・・。」
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同じ頃・・・・。
えり 「いや〜やっぱり舞菜は可愛いかったな〜!」
くまさ 「えりさん、今日も叫んでましたね〜。」
えり 「当たり前じゃないですか〜!推し活は私の元気の源ですからね!さてアイドルフェスも終わったことだし、新幹線で岡山に帰りますか!」
くまさ 「ええ〜〜!せっかく東京に来たのにもう帰るんですか!?」
えり 「だってもう東京にいる理由がなくなったんだし!」
くまさ 「えりさんって本当重度なドルヲタだな・・・・(苦笑)」
おわり
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