君が生きた証 第6章 #68 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 10月中旬のある金曜日の夜、松本家のマンションにて



 翔太 「ねぇお母さん。」


 サユリ 「なーに?翔太?」


 洗い物を止めて翔太がいる方向に振り向くサユリ。


 翔太 「今日新聞で新興宗教って言葉を目にしたんだけどどういう意味?」


 サユリ 「えーっと新興宗教はね、キリスト教や仏教や神道みたいに遠い昔からある宗教とは違って最近出来た宗教のことだよ。」


 翔太 「へーそうなんだ。それでその宗教団体ってどんなことしてるの?」


 サユリ 「めちゃくちゃ悪いことばかりしてるの!」


 翔太 「めちゃくちゃ悪いことばかりしてるってどういうこと?人のものを盗んでるの?」


 サユリ 「まあ・・・それは間違ってないけど・・・。詳しくはパパに教えてもらってね。」


 翔太 「わかった!」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ショウ 「新興宗教団体は普通の人では払えないような法外な金銭を要求することが多いんだ。」


 翔太 「法外な金銭っていくら?」


 ショウ 「100万円くらいだよ。」


 翔太 「ひゃ・・・百万円!?」


 友理 「めちゃくちゃ高いじゃん!」


 ショウ 「そうだ。ちなみにそのお金はその宗教団体の運営資金になるんだ。普通の人なら絶対に払わないけど入信してしまった人は借金してでも払ってしまう。そのせいで貧乏になって崩壊する家庭がたくさんあるんだ・・・。」


 友理 「えっ・・・・。」


 ショウ 「9年前くらいに某宗教団体に積年の恨みを抱いていた男性がある大事件を起こしたことがある。」


 翔太 「・・・大事件ってどういうこと?」


 ショウ 「その宗教団体と関わりがあった大物政治家がその男性に銃で撃たれて亡くなってしまったんだ・・・。」


 翔太・友理 「「えっ!?」」


 ショウ 「僕もそのニュースを知った時は言葉を失ったよ・・・。だって日本で銃撃事件が起こるとは思っていなかったから。」


 翔太・友理 「「・・・・・・。」」


 それを聞いて絶句する翔太と友理。


 ショウ「そんな悲劇が起こることがあるから二人とも怪しい新興宗教団体には入信したらダメだぞ。勧誘を受けても絶対断るんだ。もし入ってしまったら自分の人生が崩壊してしまうからな。」


 翔太・友理 「「わかった。」」


 

 つづく



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 追伸:読者の皆様ももし怪しい宗教団体に勧誘されたら絶対に断ってください!