君が生きた証 第6章 #30 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

乃木坂46・櫻坂46・日向坂46の小説と画像集を更新しています!
ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 6月中旬の金曜日の夜、ハルト・豊親子はテレビで阪神戦を見ていた。



 カーーーーーン!


 実況 『小幡打ったーー!打球はぐんぐん伸びていくー!』


 ハルト 「よっしゃ!長打コースだ!」


 実況 『打球が左中間を抜けた!その間にランナーが二人帰り阪神が一点差に迫りました!』


 豊 「っしゃーーー!小幡ナイスバッティング!最高ーーーーー!」


 阪神タイガースのメガホンを持って応援するハルト・豊親子。


 ハルト 「しかもまだ1アウトでランナー二塁の大チャンスだぞ!ここで迎えるのは3番の井上だ!」


 豊 「井上ーーー!一本頼むぞーー!」


 メガホンを使って井上広大に声援を送る豊。


 ナナセ 「ハルト、豊ー!阪神を応援することはええことやけどもう少し静かにして!陽貴と七奈と美玖が迷惑やろ?」


 洗い物をしながら話しかけるナナセ。


 ハルト 「おーう!わかってるよー!」


 実況 『さーあ!第二球振りかぶって投げました!井上、バットに当てましたがセカンドゴロに倒れました・・・』


 豊 「おいおい!ふざけんじゃねーよ井上!あんななまくら球、打てるだろ!この野郎!」


 ハルト 「まあまあ豊、落ち着け!まだこの回は終わってねーんだから!4番のサトテルに期待しようぜ!」


 豊 「うん。」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 実況 「ピッチャー第4球目を投げました!佐藤空振り三振ーー!フォークボールに佐藤のバットが空を切りましたー!」


 ハルト 「サトテルふざけんじゃねーよ!!何であんなボール球に手ェ出してんだよ!はぁっ!?頭おかしいのかこの野郎!ぶっ○すぞ!」


 佐藤輝明が凡退したことに対してブチギレるハルト。


 ナナセ 「ハルトー!豊ー!」


 ハルト・豊 「「ん!?」


 ハルトと豊が振り返るとそこにはナナセが立っていた。


 ナナセ 「オノレらええ加減にしとけよ!」


 ハルトと豊の耳元でボソッと恐ろしい言葉をささやくナナセ。


 ナナセ 「二人とも静かに応援してな。」


 ハルト・豊 「「はい・・・。」」


 恐怖のあまり静かになるハルトと豊。


 七奈 「パパとゆたかおにいちゃんがママにささやかれてからしずかになってる。」


 美玖 「はるきおにいちゃん、ママはパパとゆたかおにいちゃんになっていったの?」


 陽貴 「気にしない方がいいと思う・・・。」


 

 ※家でプロ野球中継を見ながら好きなチームを応援する時は他の家族の迷惑にならないように応援してください!



 つづく



 いいね!も良いけど皆様の"コメント"をお待ちしてます!



 5月13日はキミイキ特別編更新の為、キミイキ第6章更新はお休みします!