2034年11月下旬のある日の昼休み
日奈子 「ねぇ蒼ちゃん。」
蒼弥 「何だよ日奈子?」
校舎の屋上で弁当を食べている日奈子と蒼弥。
日奈子 「蒼ちゃんは卒業後の進路とか決めたの?」
蒼弥 「一応決めてるよ。東京の大学に行って教員免許取って高校の先生になる。」
日奈子 「どうして高校の先生になりたいの?」
蒼弥 「バスケ部の顧問になってその子達を全国大会に導きたいからかな。ところで日奈子はちゃんと進路考えてるのか?」
日奈子 「私はとりあえず大学に行ってスポーツ用品を扱う会社に就職出来たらいいなと思ってる。」
蒼弥 「そうか〜。日奈子もちゃんと考えてるんだな。」
日奈子 「うん・・・でもどこの大学に行くかは決めてないけどね。」
蒼弥 「それは・・・まあ高3の時のテストの結果で決めればいいじゃないか。」
日奈子 「そうだね。」
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その日の夜、岡田家の日奈子と環奈の部屋にて
日奈子 「ねぇ環奈?」
環奈 「なにお姉ちゃん?」
パジャマを着てヘアバンドを付けている環奈。
日奈子 「環奈は高校卒業したらどうするつもりなの?」
環奈 「私は進学しないで芸能界で生きてくつもりだよ。ほら最近は一人でテレビやドラマに出演することが多いし、もしオーシャンガールズが解散したら女優とタレントでやっていくよ。」
日奈子 「あ〜〜そっか。環奈はすごくブレイクしてるもんね。」
環奈 「ねぇお姉ちゃんは蒼弥さんとの結婚は考えてないの?」
日奈子 「いきなり何聞いてるのよ!まあいずれは蒼ちゃんと結婚したいけどまだ早すぎるでしょ!進路と関係ない話をしないで!」
環奈 「ごめんなさーい♪」
日奈子に向けてテヘペロをする環奈。
日奈子 「環奈、ふざけてるでしょ!ちゃんと謝って!ちゃんと謝らないと本気で怒るよ!」
環奈 「・・・すいませんでした。」
今度はちゃんと日奈子に謝罪した環奈。
おわり