君が生きた証 第5章 #20 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

乃木坂46・櫻坂46・日向坂46の小説と画像集を更新しています!
ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 6月下旬のある平日の夜 



 豊 「なぁ母ちゃん!」

 洗い物をしている母・ナナセのもとにやってきた豊。

 ナナセ 「どうしたん豊?」

 洗い物を手を止めて豊の背に合わせるようにしゃがむナナセ。

 豊 「俺、今年こそジャニーズJr.のオーディション受けたいんだ!」

 ナナセ 「豊、どうせ女の子にモテモテウハウハになりたいからジャニーズに入りたいんやろ!前にも言うたけどジャニーズに入れたとしても決して女の子にモテるかわからへんし、CDデビューも出来るかわからへんのやで!それにレッスンやらお仕事とかで友達と遊ぶ時間めっちゃ減るけどそれでもジャニーズ受けたいん?」

 豊 「受けたい!」

 ナナセ 「しゃあないな・・・そこまで言うなら許したるわ・・・。」

 豊 「いやったーーー!父ちゃん!母ちゃんからOK出たから一緒に履歴書書こうぜ!」

 ハルト 「おっしゃー!父ちゃんがしっかりレクチャーしてやるからな!」

 ナナセ 「待って!」

 豊・ハルト 「「!?」」

 ナナセ 「豊とハルトだけじゃ不安やからななも手伝うわ。」

 こうして3人はジャニーズ事務所に送る豊の履歴書の作成を開始した。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ハルト 「ふぅ〜これで志望動機以外は完璧だな。」

 自分達が書いた履歴書を見直すハルト。

 豊 「父ちゃん、志望動機はどんな感じに書けばいいの?やっぱり正直に『女の子にモテたいから』って書けばいいのかな?」

 ハルト 「バカ!そんなこと書いたら書類選考で落選すんぞ!ここはな「King&Princeの平野さんみたいに歌やトークでたくさんの人を幸せにしたいと思い、応募しました」って書けばいいんだよ!」

 ナナセ 「完全に嘘ついてるやん!豊にそんな気持ちなんて全くないやろ!」

 ハルト 「いーんだよ!こう書いた方が受かりやすくなんだから!それにタッキーはジャニーさんみたいに原石を見抜く才能はねーんだから楽勝でジャニーズに潜り込めるって!」

 ナナセ 「ハルト、あんた普通にヤバいこと言ってんで・・・。」

 豊 「ジャニーズに入ったらどうしようかな〜(笑)まず俺と同い年くらいの子役の女の子を口説きまくって、次に中学生くらいの女の子を口説きまくろうかな〜!」

 まだ応募すらしてないのにジャニーズに入った後の生活を想像する豊・・・。

 ナナセ 「はぁ・・・・神様、何で豊をハルトと同じ異常な女好きにしてしまったんですか・・・。陽貴みたいに普通の子にしてほしかったです・・・。」

 豊の異常な女好きを嘆くナナセ。



 
 ちなみに豊のジャニーズJr.オーディションの結果は一次審査の書類選考と二次審査の実技は突破したものの三次審査の面接で審査員長のタッキーに対して不真面目な態度を取ってしまい、見事落選した(笑)


 つづく



 いいね!も良いけど皆様の"コメント"をお待ちしてます!

 1225日はキミイキ番外編更新のため、本編はお休みし、キミイキ第5#21は12月28日に更新します!