ウルトラマンティガ−NEW GENERATION− 第47話#2 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 前回までのあらすじ
 4月下旬某日、突如相模原市の一角の気温が急激に低下しダムが凍結してしまった。
 哲也、聖司、美波、美咲は現場に向かうとそこには暗黒五人衆の一人で冷凍星人のグローザムが待ち構えていた!
 グローザムは哲也を誘い出すためにダムを凍結させていたのだ!
 巨大化したグローザムの挑発を受けた哲也は隊員達の制止を振り切りウルトラマンティガに変身した!


 ティガ 「シュワッ!」

 ティガは空中回転してグローザムに飛び蹴りを食らわすが頑強な装甲を持つグローザムの身体には通じず、跳ね返り背中から地面に叩きつけられた。

 グローザム 「フン!お前のキックなどこの俺には通用せん!」

 グローザムは剣のような腕でティガを攻撃するがティガはなんとか回避する。

 ティガ 「シュワッ!シュワッ!チャッ!」

 ドカッ!ドカッ!ドカッ!

 ティガはパンチやチョップでグローザムを攻撃するがやはりダメージを与えることが出来ない。


 ティガ(哲也) 「早いけど放つか!ハッ!ンーーーーー!チャッ!」

 キィーン!ピシャァァァァン!ビーーッ!

 ティガはグローザムに向けて必殺光線のゼペリオン光線を放った。

 グローザム 「ウッ!」

 ゼペリオン光線はグローザムの腹部に命中し、小さな爆発と白色の煙が立った。

 美波 「やった!」

 誰もがグローザムを倒したと思ったその時だった!

 ティガ 「ハッ!」

 グローザム 「ハハハハハッ!貴様の力はこんなものか!」

 何とグローザムは腹部に風穴が開いているのに平然としていた!

 グローザム 「ウム!」

 グローザムは風穴が開いた腹部を再生した。


 聖司・美波・美咲 「「「!!!!!」」」

 聖司、美波、美咲は驚き黙ってお互いの顔を見合わせた。

 
 グローザム 「ハァァァァッ!」

 ゴオオオオオオオッ!

 ティガ 「チャッ!」

 グローザムは走り込んできたティガに冷気ガスを吹きかけた。


 キーーーン!

 そこに駆けつけるGUDMブースターとGUDMウイングβ号。

 健一「隊長!グローザムの姿を確認しました!哲也がやつの攻撃を受けて苦しんでいます!」

 高志 「健一!哲也を助けるぞ!グローザムに向けて攻撃開始!」

 健一 「了解!」

 ビジュン!ビジュン!ビジュン!

 レーザー光線でグローザムへの攻撃を開始する健一副隊長のGUDMブースターと高志隊長のβ号。

 ドカーン!ドカーン!

 レーザーはグローザムの背中に命中し、白煙を上げた。

 グローザム 「こざかしい!ハァァァァッ!」

 ゴオオオオオオッ!

 グローザムは向きを変えて、ブースターとβ号に向けて冷気ガスを放った。

 高志・健一 「「うわぁぁぁっ!!!」」

 冷気ガスをもろに受けたブースターとβ号は操縦不能となり、地面に不時着し、高志隊長と健一副隊長は怪我を負ってしまった。


 美波・聖司・美咲 「「「隊長!副隊長!」」」
 
 その光景を見て驚く三人。


 美波 「美咲、私は聖司さんをスピーダー1に連れて行って隊長と副隊長を助けに行ってくる。」

 美咲 「了解です!」

 美波は聖司を助け起こしてスピーダー01に向かった。

 
 美咲 「哲也さん!頑張ってください!」

 ティガ 「ン!」

 ティガは頷くとマルチタイプから最強形態のガーディアンタイプにチェンジした。


 ティガ 「ハッ!ンーーーーーーーッ!」

 サッ!ビュィィーーーン!グッ!ビシュワァァァァン!

 ティガガーディアンタイプはキングブレスから超強力な光線エネルギーを発生させ、両腕を後ろに引き、ピンと伸ばした両腕を左右に開きエネルギーを集約させた。

 ティガ 「チャーーーーーーーッ!」

 ビュワーーーーーーーーッ!

 ティガは腕をL字に組んでデスレムに向けて虹色の最強光線ガーディアンゼペリオン光線を放った!


 ドカーーーーーン!


 ガーディアンゼペリオン光線はグローザムに命中し、大爆発しグローザムの身体はバラバラになった・・・・。ところが!


 グローザムの身体は元どおりに再生してしまった!


 ティガ 「ハァッ!」

 ティガは力を使いきってガーディアンタイプからマルチタイプに戻ってしまい、両膝を付き地面に両手をついてしまった。

 ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 カラータイマーも青から赤に変わり点滅を開始し始める。

 
 グローザム 「フハハハハ!もう限界のようだな。とどめを刺してやる。」

 グローザムは右手の剣状の部分をさらに鋭く長い槍に変形させた。

 ティガはグローザムの槍攻撃を何とか回避していくも次第に追い詰められていく。

 グローザム 「フン!」

 ドゲシッ!

 ティガ 「チャーーッ!」

 ドスン!

 ティガはグローザムの強烈な蹴りを喰らい、背中から地面に叩きつけられる。

 ティガ 「ああっ・・・・!うっ・・・!」

 ティガは何とか立ち上がったその瞬間、グローザムの槍が真っ直ぐに向かってきた!

 
 グサァッ!!!!!

 
 美咲 「きゃあーーーーっ!」

 美咲はあまりにも痛々しい光景を見てしまったため叫び声を上げながら目をつぶってしまった。

 
 ティガ 「ああーーーーっ!!!!ぐあーーーっ!!!」

 ティガは激しい痛みのあまり、頭を振りながら自分の腹に刺さった槍を抜こうとするもののグローザムの馬鹿力で凍ったダムの壁に強く押し付けられた。


 グローザムが槍を抜くとティガの身体は十字架にかけられたような形となって凍り付いてしまった・・・。


 美咲 「!!!!」

 美波 「哲也くん!(涙)」

 それぞれの場所からこの衝撃の光景を目撃する美咲と美波。


 グローザム 「この星の人間共に告げる。ウルトラマンティガは俺が倒した!いずれこの星には皇帝陛下が降り立つ。お前達の運命は、その時に決まる!フハハハハハハ・・・・ハハハハッ!」

 全国のテレビでこの光景を見ている日本国民に語りかけるグローザム。




 美咲 「哲也さん!返事をしてください!死んでなんかないって!・・・・もう私達はだめなの・・・・(涙)」

 その場に立ち尽くして絶望のあまり涙を流す美咲。


 するとそこに黄色のジャケットとブルージーンズを着たダンディーな男性がやってきて美咲にハンカチを手渡した。


 美咲 「・・・・ありがとうございます。」

 美咲は男性からハンカチを貰って涙を拭く。

 男性 「諦めてはいけない。」

 男性はこう言って微笑んだ。


 そう・・・この男性はモロボシ・ダン。ウルトラ兄弟三男のウルトラセブンその人である!



 To be continued...

 

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