君が生きた証 第4章 #51 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 10月下旬の金曜日の夜、この日リュウとマイがそれぞれ仕事の都合で帰りが遅くなるので日奈子と環奈はリュウの実家で祖父・雄輔、祖母・涼子と夕飯を食べていた。


 環奈 「ねぇおじいちゃんはなにがきっかけでやきゅうがすきになったの?」

 雄輔 「それはだな・・・俺が小さい頃に父さんに巨人戦に連れて行ってもらってそこで王貞治さんのホームランを見て野球と読売ジャイアンツが好きになったんだ!」

 日奈子 「おじいちゃん、王さだはるさんってだれ?」

 雄輔 「王貞治さんはな!日本いや世界の野球で一番ホームランを打っているすごいバッターなんだ!さらに監督としても名将でWBCで日本を世界一に導いたこともある。それに国民栄誉賞を一番最初に受賞したすごい人なんだぞ!」

 涼子 「雄輔さん、王さんが国民栄誉賞を一番最初に受賞したと言っても環奈と日奈子はまだ7歳と8歳だからわからないと思うよ・・・。」

 夫・雄輔が孫達に王貞治の凄さを子供のように明るく伝えるのを見て少し呆れる涼子。

 雄輔 「環奈は巨人の選手で誰が好きなんだ?」

 環奈 「環奈はたかはしゆうきせんしゅとおかもとかずませんしゅとあべゆうとせんしゅがすき!」

 ※巨人の阿部佑斗投手は新作小説「三番目の風」の主人公・阿部佑斗と同一人物です。
 前にも言いましたがキミイキシリーズと三番目の風は同一の世界観で、阿部佑斗はリュウ達とは9歳ほど年齢が離れています。
 
 雄輔 「そうか!いっぱい好きな選手がいるんだな!」





 日奈子 「ねぇおじいちゃんはパパみたいにジャニーズのオーディションうけたことがあるの?」

 雄輔 「あー俺が中学2年生くらいに誰かが黙って俺の履歴書を書いてジャニーズ事務所に送ってな。それを見たジャニーさんが「YOU!オーディション来ちゃいなよ!」って俺の家に電話してきんだ。」

 環奈 「すっごーい!!パパといっしょだ!」

 雄輔 「でもオーディションには行かなかった。」

 環奈 「なんでおじいちゃんはカッコいいのにオーディションにいかなかったの?」

 雄輔 「野球を辞めたくなかったからだよ。もし芸能界に入ったら野球を辞めなきゃいけないからな。」

 日奈子 「そうだったんだ・・・。ところでおばあちゃんはげいのうじんのオーディションうけたことあるの?」

 涼子 「私はないかな・・・。でもあなた達のおばちゃんのみなみは中学生の時にAKB48のオーディションを受けたことがあるわよ。」

 環奈 「そうなの!」

 涼子 「うん!みなみはあなた達のパパとは違って自分からオーディションに応募したの。まあ最後は落選したけどね。」

 日奈子 「そうだったんだ・・・。」



 その後、日奈子と環奈は21時に仕事を終えて迎えにきた母・マイと一緒に自分達の家に帰っていった。
 


 
 つづく




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 10月25日18時、10月28日18時の更新はキミイキ番外編〜The future〜シリーズの更新のためキミイキ本編の更新をお休みします!


 ちなみに今回のキミイキ番外編の内容は環奈が友人達とハロウィンイベントに行くお話です!

 
 あと今回のキミイキ番外編は前後編の2部作でお送りします!


 #52は11月1日18時に更新します!