マイガール〜俺に恋を教えてくれた女の子〜 #7 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 初デート当日


 「ちょっと早く来すぎたな・・・。」

 そう呟きながら腕時計を確認し、私服の黒のジーンズ、アーミーグリーンのジャケット、白の長袖Tシャツを着て、待ち合わせ場所の本八幡駅前でレナを待つリュウ。


 「母さんの言う通り、もっとゆっくり来た方が良かったかもな・・・。」

 
 ちなみにリュウはレナとの待ち合わせ時間の15分前に待ち合わせ場所に到着している。

 
 レナ 「ゴンちゃーん!」

 集合時間5分前の8時55分、私服の赤のベレー帽、薄紫のロングスカート、白のふわふわニットを着たレナがやってきた。

 「あっ!レナちゃん!」

 レナ 「待った?」

 「全然待ってないよ!じゃあ行こうか!」

 レナ 「うん!」

 二人は切符を買い、総武線に乗って秋葉原へ向かった。

 

 

 秋葉原に到着したリュウとレナは街を歩いていた。


 レナ 「ゴンちゃん、見てみて!あそこにプリキュアのキュアホワイトのコスプレをした女の子とおジャ魔女どれみのコスプレをした女の子がいるよ!あっ!あそこには明日のナージャのナージャ・アップフィールドのコスプレをした女の子がいる!」

 秋葉原に来たのでテンションが上がり、目を輝かせながら喋るレナ。

 「そうだね・・・すごいね!(俺、アニメはメジャーやダイヤのAやワンピースやポケモンやドラゴンボールしか見たことないからわからねぇし、興味もないな・・・。)」

 アニメに興味がないので少し呆れながら笑うリュウ。

 レナ 「あっ!ガンダムのお店がある!ゴンちゃん、中に入ろ!」

 ギュッ!

 「あっ・・・!」
 
 レナはリュウと手を繋いで走って店の中に入っていった。

 
 レナ 「うわ〜ストライクガンダムの限定品プラモデルだ〜!カッコいい〜♪」

 リュウと手を繋ぎながらストライクガンダムのプラモデルを見るレナ。

 「あのさレナちゃん。」

 レナ 「何?ゴンちゃん?」

 「俺たちいつのまにか手、繋いでるよ。」

 レナ 「あっ!本当だ///ゴンちゃん、嫌だった?」

 「全然嫌じゃないよ!すげー嬉しいよ!俺、女の子と手を繋ぐの初めてだからさ////」

 顔を赤くしながら話すリュウ。

 レナ 「嘘!?ゴンちゃん、今まで女の子と手を繋いだことはなかったの?」

 「フォークダンスで女の子と手を繋いだことはあるけどこうして本格的に女の子と手を繋ぐのは今回が初めてなんだ・・・///」

 レナ 「そうなんだ。私も男の子と手を繋ぐのはゴンちゃんが初めてなの///」

 リュウと同じように顔を赤くしながら話すレナ。

 「そうか!俺、初めて手を繋いだ女の子がレナちゃんで嬉しいよ。」

 レナ 「ありがとうゴンちゃん♪」
 
 その後、レナがガンダムグッズを購入し、二人は店を出て、再び秋葉原市街地を歩き始めた。

 

 つづく



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