君が生きた証 第3章 #40 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 7月中旬の水曜日


 まいまいは生後11ヶ月の息子・巧が乗ったベビーカーを押しながら原宿の街を歩いていた。


 まいまい 「巧、見てごらん。あそこにメイド服を着たお姉さんがいるよ。」

 巧 「・・・・・・・。」 

 巧はメイド服の女性を見ているが無表情のままである。

 まいまい 「まだ赤ちゃんだからお姉さんには興味ないのかな・・・・。豊くんは赤ちゃんの頃から興味深々だったのに。」

 巧 「・・・・・・・・。」

 まいまい 「あっ!巧、見てごらん!あそこにおもちゃの野球のバットとボールが売ってあるよ!」

 巧 「きゃっ♪きゃっ♪」

 おもちゃの野球のバットとボールを見て笑顔になる巧。

 まいまい 「巧はタクヤくんと同じ野球好きだね。」

 まいまいはおもちゃの野球のバットとボールを購入して再びベビーカーを押しながら歩いていると声をかけられた。

 ? 「あのあなたはもしかして深川先輩ですか?」

 その声にまいまいが振り向くと見慣れた顔があった。

 まいまい 「えっ?ひょっとしてひなぴょん?」

 ヒナ 「はい!やっぱり深川先輩だ!お久しぶりです!」

 彼女の名前は川後ヒナ。まいまいの中学校時代の2年後輩。まいまいのことを聖母と呼んでいる。

 まいまい 「ひなぴょんは今何の仕事をしてるの?」

 ヒナ 「私は今芸能人のマネージャーをしてます。」

 まいまい 「ひなぴょん、マネージャーやってるんだ!すごいね!」

 ヒナ 「深川先輩、その子はもしかして・・・。」

 まいまい 「うん!この子はタクヤくんと私の息子の巧だよ。」

 ヒナ 「深川先輩、タクヤさんと結婚されたんですね!」

 まいまい 「うん!ところでひなぴょんはまだ結婚してないの?」

 ヒナ 「はい。でも彼氏はいるので近いうちにいい報告が出来るように頑張るので私の結婚式に絶対出席してくださいね!」

 まいまい 「うん!ひなぴょんの結婚式楽しみにしてるね!」


 まいまいと巧はひなぴょんと別れ、都内の自宅に帰っていった。