世界には愛しかない 第16話 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

 前回までのあらすじ
 ねるは想い人である健太に花火が打ち上げられている間に告白することを決めた。果たしてねるの想いは健太に伝わるのか?


 健太  「ねるちゃん、ここで花火を見る?」

 ねる  「うん!ここなら誰もいないし、花火も見やすいからね。

 川の堤防に並んで座る健太とねる。

 ねる  「ねぇ・・・・・・健太くん、知ってる?今年の花火大会は20回記念として例年よりも打ち上げる花火の量が多いんだって。」

 健太  「そうなんだ!」

 ねる  「それと最後の一発も今年はめちゃくちゃ大きいらしいよ。」

 健太  「マジか!それは楽しみだ!」

 ねる  「あっ!時間来た!そろそろ始まるよ!」

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ドーン!ドーン!ドーン!

 健太  「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 ねる  「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!

 健太  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 ねる  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 堤防に座り、無言で花火を見る二人。

 健太  「(すごい気まずい雰囲気だな・・・・・・・俺、今日ねるちゃんに告白しようと思っているのに。)」

 ねる  「(今言わないと絶対後悔すると思う。早く言わなきゃ!)」

 健太・ねる  「「あのさ!!」」

 声が揃った健太とねる。

 ねる 「ごめんね。私から言ってもいいかな?」

 健太  「いいよ。」

 ねる  「私ね、健太くんと初めて会った時から、この人良いなって思ったの。」

 健太  「そうなんだ。」

 ねる  「それで健太くんといっぱい話していくにつれて、あなたへの気持ちが強くなっていったの。」

 健太  「待って!ここからは俺に言わせてくれないかな?」

 ねる  「えっ?」

 健太  「俺もねるちゃんへの気持ちが抑えきれないほど大好きです。ねるちゃん、俺と付き合ってください!」

 ねる  「本当に良いの?私は狸顔で、物理のことばっかり勉強してる女の子だよ(涙)それでもいいの?(涙)」

 健太  「それでも良いよ。俺は君のことが全部好きだから・・・・・

 ねる  「ありがどう(涙)私も健太くん大好き(涙)」

 健太   「ねるちゃん、俺の彼女になってください。」

 ねる  「はい!よろしくお願いします(涙)」

 ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!

 花火は二人が結ばれたことを祝うように打ち上がる。

 ねる  「ねぇ健太くん、知ってる?最後の大きな花火でキスをしたカップルはずっと一緒にいられるんだよ。」

 健太  「そうなんだ・・・・・・・・・」


 ヒューーーードドーーーン!


 チュッ


 二人は最後の大きな花火が打ち上げられた瞬間、キスを交わした。


 こうしてねるも健太と付き合い始めたのでした。




 つづく
 




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