愛は時空を越えて episode3 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

環奈  「やったー♪1番!!」

「マジかよ!環奈強いな!」

環奈  「私、子供の頃からババ抜き強くてもちろんパパやママに勝ったこともあるよ!」

「そうなんだ~。さあ今度は私がリュウくんのカードを引くね!」

「どうぞ!」

三人は仲良くババ抜きをしており、環奈が一番に抜け現在はリュウとマイの一騎打ちになっていた。

「やだー!ババ引いちゃった!!」

「よし、じゃあこれで!よっしゃー!二番抜け!」

「あ~あ負けちゃった・・・・悔しい~!」

ビリになり悔しさのあまり足をジタバタさせるマイ。

環奈  「ママ、悔しがりすぎだよ!ババ抜きで負けたぐらいで。」

「だって~」

頬を膨らますマイ。

「っていうかもう12時だからそろそろ寝ようよ。俺明日も野球部の練習があるからさ。」

「そうだね。あっ!どうしよう!このベッドは二人しか寝れないよね!」

「いいよ。俺が下のソファーで寝るから。マイちゃん、環奈と二人でベッドで寝なよ。」

環奈  「えー!!それじゃあパパが寂しいじゃん!一緒にこの部屋で寝ようよ!」

「じゃあ俺が床に布団敷いて寝るからマイちゃんと環奈がベッドで寝て。」

こうして三人は眠りについた。

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環奈Side

午前2時、誰かが抱きしめている感触を感じて目を覚ますとママが私を優しく抱き締めていた。

「んっ・・・・・環奈。」

環奈  「なんだ~寝言か・・・・・でもパパとママと一緒の部屋で寝るなんて久しぶり。」

私は小学校に上がるまではベッドでパパとママ一緒に寝ていた。もちろんパパとママと一緒に寝るのは好きだった。だって温かいし、幸せを感じるから・・・・ラブラブ

私は一人っ子であるためパパとママに大切に育てられた。パパとママは優しかったからほとんど叱られなかった。叱られたとしても愛情を持って叱ってくれた。

はやくパパの野球してるところを見に行きたいな~。早く朝にな~れ。

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翌朝

マイと環奈は自転車に乗り、市川総合野球部が練習を行っているグラウンドに向かっていた。

「環奈、みんながいる前ではリュウくんと私をパパとママって呼んじゃダメだよ。」

環奈  「わかった。それにしても楽しみだな~!高校生時代のショウさん達に会うの♪」

二人は学校に到着し、野球部の練習を観戦しにグラウンドに向かった。


「内村先生、お願いします!」

内村  「行くぞ!」

リュウは内村先生が打ったフライを捕球し、隣にいる捕手に送球する。

内村  「岡田ナイス送球!次はタツヤ。」

タツヤ  「はい!」

「あっ!」

リュウが笑顔を手を振る先にはマイと環奈が笑顔で手を振り返していた。

環奈  「ママ、パパはやっぱり野球上手だね!」

「そうね!リュウくんは野球部のキャプテンをやってるからすごい上手だよ。」

ユウキ  「リュウ、マイちゃんの隣にいるあの子は誰だ?」

「ああ!あの子は岡本環奈ちゃん。家出してきたから三日間家で暮らしてんだ。(本当は未来から来た俺とマイちゃんの娘だけどな。)」

タツヤ  「そうなんだ~可愛い女の子だな。まあ一番は可愛いのはレイカだけど。」


ナナセ  「環奈ちゃんって何のスポーツが好きなん?」

環奈  「私は野球が好きですね!お父さんが大の巨人ファンなんで!」

リナ  「へぇ~ところで環奈ちゃんは彼氏いるの?」

環奈  「いませんよ!男の子の友達はいますけど彼氏はいたことがありません。」

サユリ  「うそー!めちゃくちゃかわいいのに!でも好きな人はいるでしょ!」

環奈  「はい!気になってる人はいます♪」

リナ  「誰々?教ーえーて!」

環奈  「えっと・・・・・」

「みんな!環奈ちゃんが戸惑ってるから質問するのはやめなよ!」

サユリ  「わかった。」

マイはサユリ達に気づかれないように環奈に向けてウィンクした。

環奈  「(ママ、ありがとうラブラブ)」


リュウ  「(環奈すげぇな。すぐサユリちゃん達と仲良くなってる。)」

ショウ  「リュウ、さっきからマイちゃんと環奈ちゃんのことを見すぎたよ。」

ヒロト  「ナナミちゃんも環奈ちゃんのところに行ったし・・・・」

カズヤ  「ところでハルt・・・・ハルト!?」

ショウ  「あっ!あそこ!」

ハルト  「なぁ環奈ちゃん。俺とアドレス交換しね?」

環奈  「えっ!ちょっと!」

ショウが指差した方向を見てみるとハルトが環奈をナンパしていた。

「ヒロト、カズヤ行くぞ!」

ヒロト・カズヤ  「「おう!」」

ショウ  「このパターンはまさか・・・・」

ハルト  「良いだろ?メアドくらい!」

環奈  「ちょっと!」

ナナセ  「ハルト、ホンマにええ加減にしてや!怒るで!」

リナ  「またリュウさんとヒロトさんに蹴られますよ・・・・・うん?あっ来た。」

ハルト  「えっ・・・・?」

リュウ・ヒロト  「「うらああああ!!!」」

ハルト  「ぶるぁあああ!!!!」ドゲシ!

ハルトはリュウとヒロトのダブルキックをくらい倒れた。

「まったくこいつは懲りないやつだな!」

ヒロト  「ハルトは守備の苦手は克服できても女好き病は治りそうにもないよ!」

ナナミ  「ヒロトくんお疲れさま。いいキックだったよラブラブ

サディスティックな笑みを顔に浮かべるナナミ。

「ななみん、少しはハルトくんを心配してあげてよ!」

ナナセ  「ハルト、大丈夫?」

リナ  「今回はちょっとやりすぎじゃないですか!?」

カズヤ  「大丈夫だよ。ハルトは体が丈夫だから!」

ショウ  「そうだけども・・・・」

環奈  「(ハルトさんは過去の方がすごい女好きだったんだ。)」

ハルト  「いてててて!何すんだよ!本気でキック喰らわしやがって!っていうか最近俺、殴られたり、キックされたり悲惨な目に遭いすぎじゃねーか!?」

「仕方ないだろ!お前がいつもふざけてばかりなんだから!少しは真面目になれよ!」

ハルト  「わかったよ・・・・くそっ!」

ナナセ  「みんな、そろそろ時間やから戻った方がエエで。」

ショウ  「そうだね!じゃあ戻ろうか!」

ナナミとリュウ達はグラウンドに戻っていった。

環奈  「ねぇママ。」(以下小声)

「何?」

環奈  「パパとママは楽しい高校生活を送ってたんだね。」

「そうだよ!環奈も楽しい高校生活を送れるといいね。」

環奈  「私、練習が終わったらパパとママが出会ったあの場所に行きたい!」

「いいよ♪私とリュウくんが連れて行ってあげるラブラブ


つづく

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