A Day in Our Life #22 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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第8話 「君に捧げるホームラン」


5月3日、ゴールデンウィークが始まって3日がたった。野球部はゴールデンウィークの休みが少ない。


昨日は千葉県内の高校と練習試合をして、今日は1日練習を行っていた。


「ふぅー次の練習はフリーバッティングか。」

午後からの練習は打撃練習が中心のメニューでフリーバッティングとシート打撃そして最後はノックで終わる。練習終了時刻は17時。


 最初に一年生はレギュラー陣がバッティング練習をしている間は守備についてボールをキャッチする。ヒロトはレギュラーなので一年生達と一緒に守備につかなくていいのだ。

「いやー昨日の練習試合でヒロト活躍してたな~」

ハルト 「本当だな~あいつデビュー戦でいきなりホームラン打ったからな。」

カズヤ  「すごかったな~ヒロト、いきなり大活躍だったからな。」

昨日の練習試合、ヒロトは7番ファーストでスタメン出場し、三打席目、レフトスタンドにホームランを放ったのだ。ちなみにナナミはヒロトの活躍を見て惚れ直したと言っていた。

「まあヒロトは野球の才能があるからな。子供の頃から野球上手かったし!」

ハルト  「ああ~俺も試合出たいな。」

カズヤ  「いや・・・ハルトは難しいと思うよ。」

「確かに。ハルトは打撃練習で三振が多いし、守備も下手だからな。」

ハルト  「うるせえ!」

ちなみにショウは打撃練習で投手をしている。

カズヤ  「ところでタクヤは深川さんに告白出来たのか?」

「まだ出来てないらしい・・・・」

ハルト  「早く告白しろよ!深川さんもてるから危ないぞ!」

「まあタクヤにはタクヤなりの方法があるんだから待とうよ。あっ!」

リュウ達のところにフライが飛んできて、リュウは冷静にボールをキャッチした。

カズヤ  「あっ2年生の打撃練習が終わったからリュウ、そろそろ行った方がいいじゃないのか?」

「そうだな!じゃあ行ってくる。」

リュウは打撃練習をするためにバッターボックスに向かう。リュウは素早くヘルメットをかぶり、バットを選び、投手に挨拶した後バッターボックスに立った。フリーバッティングはバッターボックスは二つあるため、もう1つのバッターボックスにはタクヤが立っていた。

リュウは投手が投げてくる球をバットで打ち始めた。ほとんどの球がセンターに打ち返され、たまに長打コースの打球を打ち、空振りも少なかった。

一方のタクヤはリュウよりも長打を連発し、抜群の安定感を見せていた。

二人のバッティングを打撃ゲージの後ろから腕を組み見つめる内村部長。

内村  「この二人も良いな・・・・・考えておくか・・・・」

シート打撃、シートノックを終え今日の練習は終了した。

リュウとタクヤが部室に向かおうとすると・・・・・・

内村  「岡田、北山ちょっと来い!」

リュウ・タクヤ  「はい!」

リュウとタクヤは内村先生のところへ向かう。

内村  「岡田、北山、明日の練習試合の二試合目にお前達二人をスタメン出場させることが決まった。」

リュウ・タクヤ  「「えっ・・・本当ですか!」」

内村  「でもお前達明日の試合、4打席連続ヒットを打たなかったら除籍だぞ!」

リュウ・タクヤ  「「ええーーー!!!!!」」

内村  「ていうのは冗談だ!(笑)どう?ビックリしたか?(笑)」

「しましたよ!」

内村  「お前達をリラックスさせるために言ったんだ!明日は肩の力を抜いて頑張れよ!」

リュウ・タクヤ  「「はい!!!」」

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 部室内にて

タクヤ  「あのさリュウ・・・・」

 「なんだよ?タクヤ。」

タクヤ  「俺、もし明日の試合でホームランを打てたら深川さんに告白するよ。

 「そうか!お互いスタメンでの試合初出場だから頑張ろうな!」

 タクヤ  「おう。」

 果たして明日、タクヤはまいまいのためにホームランを打つことが出来るのだろうか?


つづく

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