「楽しいよ!みんなとお話が出来るし、中学校で習えなかったことも学べるし、でも一番楽しいのは・・・リュウくんと学校で話している時だよ。」
「そうなんだ!嬉しいな(笑)」
「リュウくんはどうなの?」
「俺はね!野球部の練習は辛いけどみんないるから楽しいし、勉強だってたくさんのことが学べるし楽しい!でも俺が一番学校生活で楽しいのはマイちゃんと長い時間話しているとき!マイちゃんと話していると落ち着くし、楽しいし、暖かい気持ちになるんだ。」
「ありがとう♪」
よし!告白するぞ!振られてもいい!自分の気持ちを伝えるんだ!
「あのさマイちゃん!」
「うん?」
マイちゃんと向かい合う。
「俺・・・・・・初めて会った時からマイちゃんのことがす・・・・・好きなんだ。」
「!!!!!!!」
俺は自分の気持ちをマイちゃんに伝えることが出来た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
何も言ってくれないマイちゃん・・・・・俺、ふられたのかな・・・・・・・。
するとマイちゃんの目から涙が流れ始め、マイちゃんは泣き始めた。
「クスッ(涙)クスッ(涙)うう~!(涙)」
「マイちゃん、ごめんね。突然告白しちゃって・・・・俺はどうしてもマイちゃんに伝えたかったから。」
「クスッ(涙)好き・・・・クスッ(涙)」
「えっ・・・・マイちゃ」
「好き。私もリュウくんのことが好き!初めて出会った時から大好きなの(涙)」
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マイSide
リュウくんの想いが嬉しくて私はいつの間にか涙を流していた。
「マイちゃん・・・・好きって本当?」
「うん(涙)」
「やった・・・やった・・・やった!(涙)」
涙を流しながら喜ぶリュウくん。
「リュウくん・・・」
「何?」
「どうしてもリュウくんだけに伝えておきたいことがあるの・・・・」
「うん・・・」
「私がなぜ群馬県から千葉県に来た理由を教えてあげる・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「私は中学三年生の時にいじめを受けて不登校になったの・・・・」
「えっ・・・・」
「ソフトボール部のみんなのおかげで学校に通えるようになったけど保健室に登校してばかりで地元の高校に通うとまた同じことを繰り返すことになると思ったから通えなかったの。」
ギュッ!
リュウくんは私を優しく抱き締めた。
「もっと早くマイちゃんと出会うべきだった!(涙)早く出会っていたらマイちゃんが苦しまなくてすんだのに(涙)本当にごめんね(涙)」
「・・・・・・リュウくん(涙)」
「マイちゃん、これからは俺が君を守るから。どんなことがあっても俺が絶対にマイちゃんを守るから・・・・・・(涙)」
「ありがとう・・・・リュウくん(涙)」
「マイちゃん、俺と付き合ってください。」
「はい・・・・よろしくお願いします♡」
・・・・チュッ
リュウくんと私はシンデレラ城の前で愛を誓うように口づけを交わした。
「マイちゃん、一緒に帰ろ!」
「うん♡」
私は右手を差し出す。リュウくんは左手で私の右手を恋人繋ぎをしてくれた。
「ねえ、リュウくん。」
「何?」
「これからずーーーっと一緒にいようね♡」
「うん!」
こうして私達は恋人になりました♡
つづく
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