以前から書いている通り、 当ブログとして中堅所で唯一デービスを倒せるチャンスがあると思っていた ロメロ でしたが、 正直言って当ブログは デービスを甘く見過ぎておりました … 。
▼ ガーボンタ・デービス vs ローランド・ロメロ
階級最強のスラッガーであり、 元トップアマでありながら後傾スタンスの特異なボクサーファイターでもあるロメロに対し、 デービスは足と触覚を用いながら繊細に注意深く距離設定を測る。 KOシーンがド派手ゆえにワイルドなファイターと思われがちなデービスですが、 その実は ( 攻撃的である事は確かながらも ) 繊細すぎるほど繊細なサウスポーボクサーファイターとしての側面も持ち合わせています。 ロメロのパンチとボクシングスタイルが自らにとってどれだけ危険なものか、 デービスは明確に認識。 高過ぎる攻撃力と双璧を成す高過ぎる危機管理能力。
決定打の左フックは、 ロメロの右ボディフックをガードした同じ手で打つ同時打ちカウンター ( 右へのヘッドスリップも同時に行なう ) 偶発的な一撃ではなく、 狙い澄ましたものでした。 デービス … まだまだ底を見せていません。 同レベル同士での決戦がそろそろ見てみたい ! !
◎ 結果:デービス 6R TKO勝利