未完の仕事に挑む フ・ジャンガン | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。




コロナショックを起点とする様々なショックが個人にまで押し寄せている昨今ですが … 皆様、 如何お過ごしでしょうか。 当ブログ管理人は何とか生きています ^ しかし、 世界中でプロボクシングの試合/興行が中止という状況ですので、 ネタがありません 汗 … かと言って余り放置しているのもどうかと思い … 先月の東京五輪アジア/オセアニア予選で気になった選手を紹介する事にします。





ミルザカリロフ など、 注目すべき選手は一通り見ましたが … 今大会で一番目立ったのは中国勢の凄まじき躍進。 中国、 何と 今大会メダル獲得率で堂々の1位 。 アジアエリアの旧共産圏国に追い付き追い越しそうな勢いがある国は、 現在 中国/インドなのです。 その中でもフライ級で初の金メダルを獲得した 胡建関 ( フ・ジャンガン : 中国 ) 、 強い。 万能型ボクサーファイターかつ強打者で、 左右スイッチヒッター。 特性だけを見れば、 “ 中国の小さなクロフォード ” と言えるようなアジア屈指の強豪選手です。





▼ フ・ジャンガン vs パンモット・シッティサン(タイ)








▼ フ・ジャンガン vs シャホビディン・ゾイロフ(ウズベク)








▼ フ・ジャンガン vs アザット・ウセナリエフ(ウクライナ)








高いモビリティとアグレッシブネスをベースにボクサー型もファイター型もアウトボクサー型も精度高くこなし、 尚且つ質の高いクオリティブローを持っています。 上の動画にあるように、 パンモットやゾイロフなど、 プロ転向したら数戦で世界チャンピオンレベルのボクサーにも勝利しております ( ちなみに、 井上尚弥選手と 2度対戦して 2度とも勝っているキューバの ヨスバニー・ベイティア にも フ・ジャンガンは勝っています。 動画3つ目の試合はWSBでの試合で、 結果的には負けましたが … 微妙な判定試合。 )






フ・ジャンガン、 リオ五輪や世界選手権での万年銅メダルという印象を払拭した東京五輪アジア/オセアニア予選。 フライ級で最も注目すべき選手にまで自らの存在感を上げて来たのは … 本当に凄い事だと思います。














あとは東京五輪自体の延期開催 … 其処まで実力をキープ、 或いは上げて来れるかどうか ? ですよね … どんなボクサーよりも恐ろしいコロナウイルスという敵と … どう闘っていくか … 。