HBO 2018.8.5 Big Match | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。



やっと 時間が出来 … 見れました … 今更ですが …







シリーズ化されている ^ ライトヘビー級 2大王者の共演。 両者共にジャバーかつ攻撃的なボクサーファイターですが、 よりバイオレントでスラッガー要素の強い セルゲイ・コバレフ と、 エレガントで基礎力の高い ディミトリー・ビボル 、 今回も両者共に恐るべき強敵を迎えています。







▼ セルゲイ・コバレフ vs エレイデル・アルバレス




コバレフの相手は、 ステベンソン が金を積んで指名挑戦を断り続けたアルバレス。 豊かなフレームを持ち身体能力が高く、 相手の左に被せる右クロスが得意な挑戦者、 コバレフのジャブを掻い潜る事が出来るかどうかが勝負の鍵でしたが … 。 序盤はコバレフのプレスが利いていて、 ステップインアウトと連動したジャブをアルバレスにヒットさせたコバレフがリングジェネラルシップを取る。 コバレフはジャブの戻りでステップアウトするのでアルバレスのクロスも届かない。 4Rには強引な連打シーンも見せ、 このままコバレフがペースを取って順当にいくと思われましたが … 徐々にアルバレスが被弾覚悟の同時打ちでジャブを狙い、 そこから連打に繋げてくる。 コバレフは攻めているようで段々と目に力が無くなっている … 反対にどんどん活力が漲って来ているアルバレス。 7R、 ボディジャブを見せておいて、 もう一度ボディジャブフェイントから右オーバーハンド ! 哀しいかな、 この一撃でほぼ勝負あり … 4R以降のコバレフは攻勢を仕掛けていながら何故か悲壮感を漂わせ続けていました … 。








▼ ディミトリー・ビボル vs アイザック・チレンバ




歴戦のチレンバ相手にビボルがどう立ち回るか、 ファンは皆そこに焦点を置いていたと思いますし、 私自身も楽しみにしていた対戦でしたが … お互い自らの戦術を守り強引に勝負を掛ける事なく試合終了 … 。 ビボル、 相変わらず勤勉なボクシングで危機管理能力にも長けているのですが … 倒し辛いチレンバが相手ではあったものの … 一切の色気無し ^ 中盤以降は完全な判定狙い。 しかしそれを可能にする距離感、 ケミカル要素無しのナチュラルなムーブメントを生かしたボクシングは より極まっている事も確か。 このまま “ 達人系 ” の方向へ向かっていくのでしょうか … 。








▼ ディミトリー・ビボル / ミット打ち




毎回恒例の ミヤギさん こと、 名老匠ゲンナジー・マシアノフさんと弟子ビボルのミット。 独特な多軸性も含んだムーブメントなんですが動き自体には無駄がなくナチュラルですよね … 距離感も徹底的にケアがなされています。 余り既視感が無い不思議なスタイルのミットですが、 カッコイイ。 それにしても この師弟関係、 いつ見ても良い雰囲気ですよね ~ 。












さてさて、 今後もブログ更新ペースは落ちていくと思いますし、 試合レビューサイトも増えてきたので、 知り合いや選手にもそっち見てもらえばいいかな ~ とも思いますが ^ まぁ暇があれば書いていこうと思います。 たま ~ に暇潰しに覗いてくれたら幸いです ^