ウクライナはキエフ、 パルコヴィ・コンベンション・センターにて行われたWBA世界フライ級タイトルマッチ。
王者ダラキアン 、 ビロリアから奪ったタイトルの初防衛戦です。
挑戦者は かつて江藤選手から暫定王座を奪い、粉川選手を相手に防衛し、レベコにタイトルを奪われた同級1位、ヨドモンコン。
▼ アーテム・ダラキアン vs ヨドモンコンCPフレッシュマート
いつも通りの古武術のようなグライディングを見せる王者ですが、その独特なサークリング、ピボッティングから相手の後方への旋回を何故かレフェリーに注意され … あまり動きのない序盤を強いられる。
しかし、中盤から そのヘビーハンドを矢継ぎ早に炸裂させると、挑戦者ヨドモンコンは防戦一方の展開に。
ダラキアンくらい幅のあるボクサーファイタースタイルで、ここまでのフォローの利いた重い旧共産拳を持ち合わせているボクサーは珍しいと思います。 ヨドモンコンとは ハッキリとした実力差がありました。
ダラキアンのパンチのフォロースルーや握り込み、貫通力に注目して見てみて下さい ( ラスト、止めに入るレフェリーのスウェーにも注目 ^ )