裏回し掛け蹴り | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。





今 大流行の蹴り技 。




▼ 裏回し掛け蹴り






コナー・マクレガーが主導権取りに重用する この蹴り。

死神 ファン・ビアン もよく使う蹴りですね。

テコンドーでいうコロチャギ。

※ 英語圏ではフックキック 、

プロレスではトラースキックか ^

先日の K-1 で観客のド肝を抜いた、

山崎秀晃選手の伝統空手の掛け蹴り。

久保選手を衝撃的KOで切って落とした あの蹴りも

マクレガーその他の蹴りと近似した物でした。

卜部弘嵩選手を完封したヨハネス・ウルフ選手も

この種の蹴りを多用していましたね。

K-1ルールにおいて、

所謂ムエタイベースのキックではなく、

他の蹴り技系格闘技とハイブリットさせたスタイルが

隆盛しつつあります。 MMAでもその流れは止まりません。

自分がやっていた頃もマスに関してだけ言えば、

キック・ムエタイの選手と対人をやるより、

テコンドーや空手出身の回転系の選手とやる方が難しかった。

やはりキックボクシング的に既視感の無い蹴りなので、

軌道的に とにかく読み辛い事は間違いありません。

蹴りが通常通り過ぎた方向から、

一瞬にして返ってきてインパクトする訳ですから。

上手い選手が放てば 死角からの攻撃となり、

相手からは非常に見え辛い攻撃となるでしょう。

慣れていない分ディフェンスも難しい。

キックやMMAでも古くから使われては居ましたが、

あくまでテンポを変えるための物であり、

主軸の攻撃として用いられる事は少なかった …

裏回し掛け蹴り ( 引っ掛け蹴り とも )

… この蹴り、 今後も 要注目の蹴りです !!