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ボクサー時代よりも 1.5倍程恐ろしいムエタイ時代のウィラポン。
80年代終盤~94年まで ムエタイのスタジアムで活躍していて、
ジュニアフライ級、 フライ級、 ジュニアバンタム級と、
ラジャのタイトルを3階級制覇しています。
ムエタイ時代からパンチが得意のムエマッドスタイルで、
ご覧頂ければ一発で分かると思いますが、
‐55kg 周辺階級の破壊力じゃないです ^
( さすがにボクシング時代よりパンチの精度は落ちますが )
ゴールデン・エラ・オブ・ムエタイの中でも
サムランサックとウィラポンの破壊力は随一。
加えてウィラポンはローが鬼強い。
イン/アウトの打ち分けも上手い。
擦り上げ型のローで、落とさず最短距離を狙うんですよね。
これが当たるからパンチも当たるし
パンチが当たるからローも当たる!!
強打を持っていても試合中は常に冷静で、
無理な打ち合いはせずに自分だけが打てる時に
的確かつ強烈にまとめる。
( 逆に相手が攻め気の時はティープと首相撲に徹する場面も )
細かいインサイドワークも本当に上手い。
ダンナーの時に鼻の頭を強烈に押したり、
リヤンで崩した後に思い切りミドルを入れたり。
無表情でやるから本当に怖いんですよ。
まさに 「 デスマスク 」 の面目躍如・・・
強打で倒すまでの過程もじっくり楽しんで見てみて下さい。
▼ ウィラポン vs サムソン
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