K-1 WORLD MAX 決勝戦 ( K-1 GLOBAL )  -  試合動画 | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。




今年2月の準決勝 の続きです!


ブアカーオ vs エンリコ・ケール!!


度重なる大会延期の末、やっと決勝が行なわれました …







試合は、1R、リベンジへの気迫みなぎるケールが
ムエタイガードで懐の深いブアカーオに対して
サウスポーの左ストレートから入り3つ以上の
コンボから右アッパーを当てるなど
以前とは違う動きで攻勢を取る。


しかしブアカーオはどんな性急な攻撃にも
ペースを変えずしっかりとリターンを重ね
ただちにリングジェネラルシップを奪い返す。


ただ、両者本来ムエタイ・スタイルな為
単発の打撃の後、すぐに首相撲の距離となり
k-1ルールの試合としては組みの多い展開に。







その中でもブアカーオは組み際をリヤンで崩し、
2R ~ 3Rは強烈なミドル、ハイ、テンカオを効かせ、
結局最後は完全なブアカーオペースで
試合は終了したかに見えました。


しかし … このあと … 衝 撃 の 結 末 が !



▼ ブアカーオ vs エンリコ・ケール




なんと、ジャッジの集計中、ブアカーオ陣営が
リングサイドから突如として姿を消し
ケール陣営のみが残る状態に …



リングアナが読み上げた裁定は 「 ドロー 」


本来なら延長戦となるはずなのですが、
ブアカーオが戻らないため棄権とみなされ、
ケールが勝利しトーナメント優勝という結果に。


2010年の バンナ vs 京太郎 を思い出すような
なんとも釈然としない結果となってしまいました …


ブアカーオは、2009年のK-1 MAX決勝で
サワーに敗れてから、実に5年ぶりの敗戦。


連勝は32でついにストップ。



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ブアカーオは2014年に入ってから既に7戦目。


しかも6月は、 6日にマカオで試合した後、
8日後の14日にはイタリアで試合してます ( ! )


8月には WBCムエタイの世界戦に勝利して
WBCムエタイのダイヤモンド王者となり
( 内容はボクシングのダイヤモンド王者と
同じ感じらしいです ) 9月にはトップキングの
中国大会で試合して、それで今月はK-1決勝。


タイ流の超ハイペースで試合を行なっています。



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しかし、今回のブアカーオ …
判定に不服だったのか、それとも怪我なのか …


一説によると、ブアカーオは軍部機関や
スポーツ協会によって3R以上の試合を禁止されていて
行なえば拘束されてしまう、 という噂もあります …


日本のテレビで見られなくなって以降、
ブアカーオ周辺で様々な事件が起きましたからね …


いずれにせよ、
今回の件について、ブアカーオ自身から
何らかの正式な発言が聞きたいものです …