あなたの1番得意な字は?
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硬筆だと…何だろう?
毛筆は無し。
小学生のころ、中学に入学するまでは、字がヘタ・字が汚いと言われ続けた。
高校入学直後から、急に字がキレイ・上手いと言われるようになってビックリした。
ただし硬筆のみ。毛筆は筆ペンですらドヘタ。(筆ペンが“毛筆”に含まれるかは知らん)
小学生のころ書道教室で習字を学んでいて、小中高と書道の授業を受けていたが、ついに毛筆はドヘタなまま。
なので、習字・書道の上手い人を見ると憧れる。
特に女性で毛筆の上手い人は、それだけでチョット好きになる。
自分が“昭和”な人間だからか、野球の練習には量を重視するところがある。
現代野球は質(のみ)を求める傾向が強いが、質を高めるには、まず質を受けとめるだけの器が必要だと、私は考える。
その器を、より大きく・より頑丈にしなければ、その器が欠けたり割れたりした場合、質をいくら高めようが受けとめられないイメージ。
どれだけキレイなフォームを身につけようが、それを支えるための筋肉・筋力が無ければ維持できずにスグに崩れてしまう。
どれだけ安定したフィールディングをしようが、下半身に筋力やスタミナが無ければ、スグに腰高になってエラーする感じ。
質を求めることは、大いに結構だが、量も同時に求めないとプレーが骨太・肉太にならず、パワーや安定感に欠くことになり、プレーに厚みが出ない。
たとえば、宮本慎也をはじめ、あらゆる内野の名手から守備のセンス・ポテンシャルを絶賛されている(いた)ベイスターズの森敬斗がスタメンレギュラーを獲れないのも、私は量的鍛錬が足りていないからでは?と思っている。
よく、プロ野球選手が春季キャンプで“1日1000スウィングを日課にする”と言っていて、さもマスメディアは大層に報道するが、そんなの当たり前じゃないの?と思うのだが。
一般的な高校球児なら平日の放課後の通常練習で最低でも500スウィングぐらいは振っている。
全体練習前に素振りで100〜200、ティー打撃で200〜500、フリー打撃で20〜30、全体練習後に素振りで100〜300。
だいたい平均でザッと500スウィング。
もっと振り込む・打ち込む人もザラだし、家に帰ってから更に素振りを振り込む者もいる。
手前味噌で恐縮だが、私は、野球が実質“高校デビュー”だったことと、高1の夏から左打ちを始めたことで、メチャメチャ素振りの量だけは多かった。
多いときは、ほぼ寝ずにバットを振り続けて一晩で3万スウィングしたことも何度もあった。
その成果として、同学年で後にプロになった市内他校の選手たちよりも、スウィングスピードだけなら同等か勝っていると練習試合で審判に言われたことがある。
同等なのはスウィングスピードだけで、打率も飛距離も彼らの半分ぐらいだったが。
話が逸れたが、弱小公立高のド底辺球児でも、平日でその程度のスウィング数なのに、プロが1000スウィング程度で騒ぐのは、甘いのでは?ということ。
現に、一軍スタメンレギュラークラスで「練習は量でなく質」と言っている選手を、私は知らない。
少なくとも、ホークスにおいては、近藤や山川など主軸クラスほど、試合後に居残りでマシン打撃などの練習を行っている。
山川が、西武時代に球場近くに住んでいたのは、試合後に遅くまで練習しても早く家に帰られるようにとの配慮からだったと聞いたことがある。
かつて、会社の応募による自己啓発セミナーに参加したときに、講師が「本番で成果を出すには自信を持つこと。自信を持つには準備を整えること。準備とは量を積むこと。つまり、量を積めば成果を出せる!」という旨のことを言っていたが、この言葉は的を射ていると思っている。(私は“的を得る”とは言わないようにしている)