春探しの旅(大袈裟) 2021新潟(2) | 北国のスイセン栽培日記

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水仙図鑑 のように使ってもらえるような感じを目指しています。

県の花、県の木、県の鳥とかは良く聞きますが、新潟県には「県の草花」というのもあって、それが「雪割草」なのだそうです。

そう言うだけあって、この時期は毎週のように各地で展示会や即売会があって、本当に県民に愛されている花なのだなと感じます。

ちなみに本来のユキワリソウはサクラソウ科の植物ですが、いわゆる「雪割草」はミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウなどの別名で、新潟県にはオオミスミソウが多く、ミスミソウもいくらか自生しているという感じのようです。

 

先週新潟市内で見た展示会で雪割草に関心を持ったので、週末、野生の雪割草を見に登山しに行くつもりでしたが、天気が悪くて断念し、国営越後丘陵公園(長岡市)で始まった展示会に行ってみました。

 

まずは先週の「いくとぴあ食花」での展示から。

【美代桜(みよざくら)】標準花

 

【幽愁(ゆうしゅう)】千重咲

 

【光炎(こうえん)】標準花

 

【乙和媛(おとわひめ)】唐子咲

 

【佐助(さすけ)】千重咲

 

【瀬音(せおと)】二段咲

 

【群雄(ぐんゆう)】三段咲

 

【千青(ちお)】二段咲

 

【春の賑わい】標準花

 

【紅流恋(べにはぐれ)】千重咲

 

【千代の寿(ちよのことぶき)】千重咲

 

【深心(しんしん)】唐子咲

 

【天青(てんせい)】千重咲

 

続いて、国営越後丘陵公園での展示から。こちらは3/13~4/11までの展示です。会場の照明と自分のカメラの相性が悪く、写真は少なめですが、愛好家の交配による、名前のない新しい花の展示も多かったです。公園自体は3月中は入館料も駐車場も無料くさいのでお得。

 

【無銘】千重咲

 

【針千本(はりせんぼん)】千重咲

 

【桃珊瑚(ももさんご)】標準花

 

【夢珊瑚(ゆめさんご)】標準花(または乙女咲?)

 

【自生地の再現】

野山でこんな場面に合ったら感動でしょう。

 

(おまけ)

写真ではあまり表現できていないのですが、「春の賑わい」、「桃珊瑚」、「夢珊瑚」といった、少しオレンジ色を感じるようなピンク(サーモンピンク)の花が好きで、雪割草だと「越後美人」という品種が、その代表じゃないかと思っています(詳しくないので違うかもしれないけど)。

それによく似た無銘の苗を発見したので、連れ帰りました。(600円の1割引き=540円)

もしかして、掘り出し物なんじゃないかと!!

雪割草の品種ものは、目玉が飛び出るような価格のものも多いのですが、これだけ展示即売会が多いと、掘り出し物探しというのも楽しそうです。