ちょっと前後しますが、

母が手を骨折した後、

元々、デイサービスに行っていましが、鍵を預けなければいけなくなったので、小規模多機能へ行く事に。母は行きたく無いと言いましたが、「又元気になったら前の所へ戻れるから」と、説得しました。

デイサービスに行っている時はハツラツとしていました。「おしぼりをこうしてまるめるんや」「鬼に投げるボールを紙で作るんや」「塗り絵した」など、楽しく過ごしていました。でも、施設を変わってからと言うもの、全く楽しそうではありませんでした。

リハビリも最初だけ。

何度か迎えに来てくれず、すっかり忘れられていた事も。

仕事から帰ったら、朝と同じ格好でこたつに入ってた時は、もしかしたら忘れられていたのでは無いかと思う事も。

半年程過ぎ、段々と手が掛かるようになってきたので、仕事を辞める事に。

そしたら、その施設でおかずの盛り付けなどをする仕事をして欲しいと。

パートで行く事になりました。盛り付けだけたと思っていたのに、利用者さんの家の掃除も。

私がここで働く事によって、連絡などここで出来るねと。しかし、仕事中にしょっちゅう声を掛けられるのは結構キツかった。

そして、母が全然楽しそうで無いのがよくわかった。ずっと寝かされてる。思わず言ってしまったら、「ごはん食べた後やから」「お風呂上がった後やから」、ハァ〜これは楽しくないよな〜ショボーン塗り絵の一つもしない。

デイサービスでは色々な事をさせてもらってた、してもらってた。リハビリも、マッサージも。

施設によってこんなに違うのか。

次へ。






2022.7.26、母は天寿を全とうし空へ。

母は生前「家が良え家が良え」と、ずっと言っていたので、自宅介護となりました。

コロナ禍もあり、施設や病院に入る事が出来ても会えなくなります。大変なのはわかっていましたが、生前父は施設に入っていましたが、会いに行かないといけない、呼び出されたら行かないといけない、インフルエンザが出たら2週間面会禁止、久しぶりに会いに行ったら見る影もなくガリガリになっていました。インフルエンザをうつされたのか?誤飲が怖いからゼリー状の物だけを食べさせられていたのか。

そんな姿を見ていたので、施設も怖かった。その頃、色々な施設での虐待をよく聞いていた事もあった。それに、施設は早くから予約をしておかないといけない。施設に入ります、はいどうぞと言う訳には行かない。

散々考えた末の事だった。

ケアマネが皆さんお揃いのときにと、姉兄と3人で自宅介護の説明を受けた。

項目の中に「点滴はしません」「救急車は呼びません」、兄が「その時になってみないとわからない」と言う。ケアマネさんも「それはそうですね」と。

色々説明を受けての自宅介護でした。

それは本当に大変でした。


自宅介護になる前、夜中に母が転けて手を骨折。デイサービスに行っていましたが、デイサービスは玄関まで。フルで働いてた私はデイサービスが来る前に仕事へ。元気な頃は玄関で待っていたけど、それが出来無い。家の中に入って準備をしてもらえる所を探さないと行けない。家の中に入られるのは抵抗がある。仕事を辞めるしか無いと思ったけど、人が居なくて辞めれ無かった。後でこの事が凄い後悔となる。

仕事をしながらは本当に大変でした。座ってごはんを食べる間が無い。一年で7キロ痩せるほど。

そして、帰って来るたびに兄が痩せて見えたのであまり負担をかけないようにとも思った。

しかし、私が段々おかしくなって行く。

母に怒る。早よしてよ!

なんでそんなに食べるん遅い!

早くなんか出来る訳なんか無いのにショボーン

台所で、近所中に聞こえるくらいの大声で「わーーー」と叫ぶ。ますます母を怒る。部屋に戻っては「ごめんごめん」と、凄く落ち込む。でも又下の部屋に行くと又腹が立ってくる。そんな毎日が続きました。

ワクチンを打って間も無く、ほんのちょっと目を離した隙に、お風呂で滑って浴槽で頭を打った。救急車を呼んだけど、長い間救急車の中で待たされて、救急車に不備があるとの事で、別の救急車を待った。

打ちどころが悪かったら間にあってないだろう。あまりにも長いから、「どうもなければもう行かなくても」と、思わず。「頭なのでちゃんと診てもらった方が良いです」と、救急隊員の方が。どれだけ待ったろうか。凄く長く感じました。

やっと病院に着いて、MRIを撮ってもらいましたが異常無し。ホッと。でも頭なのでいつ出るかわからない、気分悪くなったりもどしたりしてら直ぐに救急車を呼ぶようにと。ホッとして、受け付けで、会計待ち。タクシーに電話。

そしたら母が「もどしそうや」と。慌ててまたさっきの所へ。先生が色々調べて下さると。そしたら足に血栓が出来ていると。えっ、血栓?なんで!

後日友達が「ワクチン違うか?」って。

そこからと言うもの、見る見る悪くなって行きました。

次へ。