[AGA治療薬] デュタステリドとフィナステリドの違い・低用量の効果・錠剤を割っても大丈夫? | 発毛おじさんのブログ

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こんにちは、発毛おじさんです。
今回はデュタステリド(Dutasteride)フィナステリド(Finasteride)の違い、さらに「低用量デュタステリド」や「錠剤を割って服用しても効果があるのか?」について詳しく解説していきます。

 

デュタステリドとフィナステリドの違い

どちらもAGA(男性型脱毛症)治療薬として知られていますが、作用する範囲と効果の強さに違いがあります。
フィナステリドは5α還元酵素Ⅱ型を抑制し、頭頂部やM字部分の脱毛進行を防ぎます。
一方デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を抑制し、より広範囲の脱毛に対応します。
そのため、最近では「効果が強いAGA治療薬」としてデュタステリドが注目されています。

臨床試験でも、デュタステリドはフィナステリドより発毛効果が約1.5倍高いという報告がありますが、その分副作用リスクも若干高い傾向にあります。

 

低用量デュタステリドとは?

デュタステリドは通常0.5mgが標準投与量ですが、最近では0.2mgや0.1mgの低用量タイプも注目されています。
これは、副作用(性欲減退・倦怠感・めまいなど)を抑えつつ、一定の効果を得たい人に向けた選択肢です。
特に初めてデュタステリドを使う方や、フィナステリドから切り替える方に人気があります。

ただし、低用量では効果の発現が緩やかになる傾向があり、半年以上の継続が必要です。
日本国内では「ザガーロ0.1mg」「0.5mg」などが代表的な製品です。

 

錠剤を割って服用しても効果はある?

コストを抑えるために、「デュタステリドやフィナステリドをカッターで割って飲む」方もいます。
しかしこれは推奨されません。理由は以下の通りです。

  • 有効成分の均一性が失われる(部分によって濃度が異なる)
  • 有効成分が空気や湿気で酸化しやすくなる
  • デュタステリドは皮膚から吸収されるため、粉が付着すると女性・妊婦に悪影響を及ぼす可能性がある

特にデュタステリドはカプセル構造の製剤が多く、中身を露出させると効果が変化するリスクもあります。
そのため「錠剤を割っての服用」は避け、必ず医師に相談して適切な量を処方してもらうのが安全です。

 

まとめ:自分に合うAGA治療薬を見極めよう

フィナステリドとデュタステリドは、どちらもAGA治療の柱となる薬です。
「まずは副作用の少ないフィナステリドから始め、必要に応じてデュタステリドへ切り替える」ケースも一般的です。
低用量タイプやジェネリック医薬品も選択肢が増えており、自分の体調・年齢・薄毛の進行度に合わせた治療が可能です。

安易な自己判断は避け、専門医による診断と継続的なフォローアップを受けることが、薄毛改善への最短ルートです。

 

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