詳しい事情は分かりませんが、このおヤシロも何かの都合ときっかけで近隣の神社が統合され、幾つかの神様が集まっていらっしゃるのでしょうか、参道階段を登り詰めて拝殿の前の前庭にはこの状態で3対の狛犬がお行儀良く並んでいます。

手前からご紹介します、このワンコが最年長のようですが誕生日刻字がもう風化していて判別が困難になってます。○永四年十一月とまではギリギリ読めますが果たして最初の文字は何なのか・・・・
「永」の付く年号は、
1113年の「天永」、1232年の「貞永」、1264年の「文永」、
1394年の「応永」、1521年の「大永」、1624年の「寛永」、
1704年の「宝永」、1772年の「安永」、1848年の「嘉永」と9代もあるんです。
宝永時代ともなると、かなり際だった古代犬の特長を持っています。このふっくらとした可愛さから判断すると嘉永時代のものではないかと推察いたしました。

そしてこちらが真ん中にいる一番大きくて立派な子取り犬です。誕生日は「大正十一年三月」となっています。作者は、この地域では最高の作品を数多く仕上げている「内藤慶雲」さん。ここのワンコもバランス・立体感・透き感とも申し分のない出来上がりです!

↓この写真では分かりにくいのですが、小犬のお尻から母親の腹にかけての透き具合が見事な仕上がりでしたよ。

この子達が、一番奥にいる小型犬です。誕生日は「明治四十三年四月」です、石工さんのお名前も彫ってあるのですが、そこのところだけ崩れかけていて判読が不能です。尾の立ち方など、まだ江戸犬の特長が少し残っています。
