一度妻と話を付けた俺だったが、その後寝に入った妻が寝室でS男とLINEをしていたのに気がつく。
前述した通り、妻のLINEはiPad上でクローンを作っていた。
そのやりとりをNSAした俺は再度妻と対峙したのだった。
俺「お前もういい加減にしろよ!
S男って誰なんだよ!」
俺「さっきこいつについて問い詰めた時
何で飲みの誘いのやりとりって嘘つ
いたんだよ!」
妻「ちょっと待って。浮気じゃないよ!」
俺「ここまできたらもー嘘つくなって!
やりとり全部見てたから!」
iPadを見せながら。
妻「え。」
俺「こんな事したのは悪いと思っている。
だけど調べるにはこれしかなかった
んだ。だから、もう全部正直に話せよ!」
妻「ふー。じゃ、もう全部正直に話すね」
俺の心「ドッキーーーン」心臓が締め付けら
れた。
やっぱり隠してたのか。NSAを辞めなくてよかった。全部正直にってことは
こりゃ覚悟が必要だな。
妻「うんとね。今11月27日じゃん?11月20日ごろくらいに連絡が来たの。私の上司が前回飲みに誘ったんだけど、その時来れなくて次は来れるの?みたいな。で、SMSでやりとりするの面倒くさいからLINEのID教えたの。
妻「それまでは普通のやりとりで飲みの話
だったんだけど、突然告白されたんだ。」
俺の心「何?告白だと?誰の嫁だと思てん
ねん💢俺の妻と知っての愚行か?」
妻「私が、パパの転勤で札幌に戻って私
今の仕事辞めるでしょ?辞める前にどう
しても自分の気持ちを伝えたくてって言
われて。好きです。付き合ってください
と。」
妻「そんなに会ったこともないじゃん。
何でさ?って感じだったの」
妻「出逢った時の一目惚れだって」
俺「💢」妻にというより、S男に。
舐めていやがる。
妻「それでね、告白されて好きって言われて嫌
な気はしないじゃん?何であれ好意を持っ
てくれてるんだから」
俺「うーん。まー。」分からんでもないが
分かりたくない。
妻「でね、全てのやりとりをパパ見てない
から分かんないと思うけど、当然断っ
たわけ。私より16個下だよ?
ガキじゃん。そんなんは異性として対象
じゃない。」
妻「今からそんなリスクも取れないし、
向こうも奥さんいるし迷惑かけられな
いじゃん?」
俺「ちょい待て、向こうに奥さんいなくて
リスクがなければ付き合ってたって話?」
妻「そうじゃない!最後まで聞いて!」
俺「ごめん、わかった聞き切る」
妻「向こうが奥さんとうまく行ってないみ
たいで、相談に乗ってたの。だから
私がよく見えてるだけでただの下心
だって思ったの。それも諭した。」
妻「そう言ったら、本気ですって。信用は
してない。でもパパに怒鳴られた最後
の日、私の心が音を立てて崩れた感じ
がしたの。それで弱っててそんな時だっ
たからパパとのことを相談した。
甘えちゃってはいた。」
何だろうこの何とも言えない感情。セックスされるのもそりゃ嫌だけどそれ以上の嫌感というか、心の浮気というか何というか、無性に腹がたったがその瞬間に、でもこれは俺が撒いた種なんだとブーメンランになる。
そのダメージは計り知れない。ブーメランは危険。
俺「いくら俺が悪いとは言え、ママの事を
好きって言っている人に対して旦那と
うまく行ってない相談はダメでしょ?
普通。男がこりゃワンチャンあるって
なるじゃん」
俺「今はもうどーにも思わないかもだけど
前のようにママがパパを大好きだった
時に、俺が今のママと同じ状況だった
らママは嫌じゃないの?」
俺「たとえば俺が、俺の事を好きで告白し
てきた若い娘とLINEしててママのと
上手くいってないと俺が感じていてその
若造に相談して別れようかなとか俺が
やっててそれを知ったママは気分がいい
かい?」
妻「嫌だ。」
俺「だろ?俺もそんな感じよ、今。」
俺「高校からの男友達とかならまだOKよ?」
俺「どこの馬の骨かも分からん20歳代のガキ
にアラフォー大人が相談してんのも
ちょっとどうかと思うぞ。」
俺「たとえばさ、俺より年上の大人の男で
落ち着いていて俺みたいにガサツじゃ
なくてマメでオシャレで優しいおっさん
にほろっときたなら100歩譲ってしゃぁ
ーない感あるけど」
俺「20代半ばのガキに相談してんのは
ちょっと信じらんない」
妻「そこはその通り。ごめん」
妻「でも、あの時は友達とか私やパパを
知っている人とか相談したくなかったの。
知られたくないし。心配かけたくないし。
だからそのS男は何にも関係のない人だか
らちょうどよかったの。吐け口だった。」
妻「でも、今思えば軽率だった。パパの
言う通りだよ。」
妻「言い訳だけど、その時はパパに怒鳴ら
れて悲しくて、落ち込んでた。一日2
時間くらいしか寝てなくて、もーわけ
わかんなくて。どうかしてたごめん。」
俺「最終的には俺が全部悪いのに謝られる
となんか嫌だ。」
俺「正直にむかついちゃうけど、俺が原因。
謝らないでいい」
俺「本当のことが知りたいだけ。」
俺「でもさ、何でトークルーム消したの?
やましいことがあるんでしょ?やっぱ
あのHな写真は!!?」
妻「それは違う!あの写真はさっき説明した
通り、パパに送るつもりだった」
妻「トークルーム消してたのはね、パパの
相談をしてたでしょ?パパからしたら
赤の他人に夫婦のプライベートな話し
てたら嫌がるかなって。万が一見られ
たら、なにてめーわけのわからん奴に
俺の相談してんのよ💢
ってなるのを想像したら怖くて毎回
消してたの。信じて。」
俺「それに関しては、筋が通っているが
完全に信用はできない。」
(そんな感じで怒る件、心当たりは十分ある)
妻「本当に本当だから!それだけは信じて!
変なことも当然してない。好きって言われ
て嬉しかったのは正直あるけど、辛い時に
甘えちゃっただけでOkはしてない。
好きになってもいない。好きになる
要素もない。」
妻「それに、今は店舗にも出入りしてない
から会ってもいない。ほんとやりとりも
ここ1週間くらいだし。」
妻「お願いだから、これだけは信じて!!
神に誓って絶対ない。」
神に誓ってのワードは俺が嫁を信用させるここぞと言う時に、これまで使ってきた神聖な
共通認識パワーワードだ。これを俺が口走った時は絶対に約束する時や嘘偽りが本当にないときに使ってきた夫婦間では歴史深く重く信用高いワードだ。
それを妻が俺に習って使ってきた。
俺「わかった。信用しよう。」もしも嘘でも
しゃーないか。
でも、あの脱衣所から出た時のやられたー、とS男のおーわーりーのメッセージは何だったの?
妻「ああぁあれはね、全く関係ないゲーム
のやつ。」
妻「終わりーって何だろ?。。。。。
あぁ、これまで相談しててまた連絡
する的な流れだったの。それでで向こ
うが今日仕事だったの。向こうから仕
事終わった報告きた流れ。」
俺「ふーん。」確かに辻褄は合う。
合うが何か引っかかる。一度人を疑い
の目で見ると疑心暗鬼の闇からは中々
解放されない事を身をもって知った。
だから、人は正直に生き、人に疑われるようなことはしてはならないと勉強になった。
つまりは俺がいつかまた妻と心を通わせ合う日が来た時、今度は俺がそんな事をやってはいけないんだと強く思った。
俺「ひとまず話は理解したよ。」
俺「だけどさ、この話にしっかりケリはつけ
させてもらう。
その男に電話させてもらう。
相手も妻帯者なんだろ?でママも人妻
なわけで、人妻と知っててママに告
白してるっちゅーわけだ。もしも関係が
成立してたとしたらそれは世に言うダブル
不倫の成立なわけだ。」
俺「それなりの覚悟があってのことか確認
させてもらう。場合によっちゃケジメ
付けてもらう。」
俺も男だ。いくら妻と不仲とは言え妻帯者のくせに、離婚をしてケジメも付けずに俺という旦那が居る人妻相手に「好きです付き合ってください」などと口走るようなクソ軟派野郎には灸を据えるべきだ。
俺を舐めるな。
そう心が燃えたぎったが俺も大人。そこは冷静に淡々と、どう言う了見かを
聞き込もうと思っていた。
次は俺、Sへ電話するの巻