”介護崩壊”防げるか; 2020-4月24日、金曜 | Haragurokoalaのブログ

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コロナ騒動、逼迫しているのは医療現場だけではない。
感染リスク予防で全国800以上の介護事業所が休業休止を強いられている。

早朝のNHKテレビを見た。

デイサービスの休止は、身体的には筋力低下だけではなく、精神状態の悪化、
暴言暴力、徘徊などの認知症周辺症状が増悪する。

先ず家族負担を直撃し、被介護者の健康悪化だけではなく
家族の「介護うつ」の増加を招く。

独居高齢者はもっと悲惨で、デイサービス休止4日後で筋力低下による転倒、
救急搬送入院となる事例も増えている。

そうでなくても、介護現場ではヒトもモノも[慢性的な不足]に悩み続けている。

今回の新型コロナ問題は、追い討ちをかけられた悪夢そのものだった。

恒常的な不足不足を、何とか工面してきた介護現場は、これまでメディアに取り上げられることは無かった。

慢性的なマンパワー不足の現場に対して
今迄公的機関は何の手助けもしてくれなかった、、、、、これが現実。
深刻な物質不足、消毒用アルコール、マスク、ガウンなどの必要機材確保にどの施設も躍起となっている。

本質的に「3密」を避けられない介護現場では、職員スタッフの感染リスクに常時直面している。

1人でも施設内に無症状患者が入り込むと、どうなるのか。
この最悪のシナリオに、日々戦々恐々しているのが介護現場である。

 

医療崩壊について、昨夜次のようにコメントした現場医師がいた;

「コップに水がこぼれない程度でぎりぎりの状態、

  あと数滴で水はこぼれ出してしまう、、、、、、」

 

介護現場では、急変した高齢者を搬送したくても、

それを受け入れてくれる医療施設は、、、、??

 

このままでは、医療現場よりも先に崩壊しかなないのが、「介護現場」