僕は盲導犬3年生のバディ。足が長く、瞳が綺麗で、小顔のイケメンとよく言われる。
僕は名古屋市北区にある光村と言う天ぷらのお店に行ったんだ。
おっさんの伴走友達が天ぷら好きと知って、まだ一度もこのお店に行った事がないとわかって、みんなで天ぷらを食べに出かけたんだよ。
僕は今回が2回目だけどね。
案内された席は前回と同じ場所で、お店に入って左手後方の4人掛けの席が2つあるところで、個室にいるような空間を用意してくれたんだ。
気を使ってもらい、有難うございます。
僕はそこでおっさんの左隣に敷いてもらった敷物に伏せていたけど、だんだん眠くなってきたんだ。
それでみんなが食事が終わるまで、僕はおっさんの足にあごを乗せてずっと寝ていたんだ。
きっとおっさんたちはからっと上がった天ぷらに舌鼓を打っていたんだろうな。
おっさんの伴走友達は念願がかなって、絶対に大満足だったと思うよ。
食事が終わって帰る段取りを始めたので、僕も起き上がったら、僕の頭の上には、おっさんが落としたご飯粒が1つ乗っていたんだ。
それを見た奥さんが大きな声でそのことを言ったので、隣の席にいた、いかにも頑固そうなおじさんが、急に大笑いをしていたよ。
本当に恥ずかしかったよ。
おっさん本当に頼むよ。
食べている時に、食べ物を下にいる僕の上に落とさないようにしてくれよ。