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不妊治療の感想③ ある女性の不妊治療体験 からの続き


というわけで、日本で治療を続けていたんだけれどなかなか妊娠できなくて、友達に相談したら海外を勧められたんで、最終的に私は海外まで行きました。

やっぱり、海外では使うホルモンの量が日本と全然違うみたいなんです。

それで、どうしても欲しくて海外にも行けるなら、海外に行ってみたら?って言われて。



47歳で初産をニューヨークで成功させたって友達がいて、行けるならここがいいよって勧められたので、ニューヨークに行きました。

料金的には日本の3、4倍かかるんだけど、最後の挑戦って気持ちでした。



私は年末に行ったんですけれど、大晦日だろうが何だろうが、24時間体制でみんな働いていましたね。

絶対結果を出す、みたいなところでした。



私はそれで、いろんな薬を打ったり飲んだりしつつ採卵して、卵を5個採取したんです。

5個って、40代にしてはかなりすごいことなんですよ(笑)。



そういう薬を飲んでるときって、気のせいか、お腹の中がうずくような感じがするんですよね。
卵がお腹の中で、今育ってるような感じがする(笑)。

それで結構気持ち悪くなるんですけど・・・。



とにかく、そうやって採卵した中からいい卵を分けて、今度は精子を持ち込みか、そこで採精するかして人工授精して、それが育つのを待って、それをいい日に戻す。そして妊娠するのを待つ、というのが一連の流れなんです。



私も色々と知らなかったことがありました。

毎月生理があれば毎月排卵しているんだろうと思っていたんだけれど、排卵がない時もあるみたいで・・・。

それに、排卵されていても、いい卵じゃないと使えない。

年齢がいっていると、毎月ちゃんといい卵が排卵されるわけじゃないんです・・・。



それに不妊治療をやってる最中って、今すぐ来てくれ、みたいなこともよくあったりして、本当にそれ中心になって、ずっとそのことばかり考えて、全く他の予定が立たなくなる。

それはすごくストレスでした・・・。



結局そのニューヨークでの体外受精は、5個の内2個の卵子を戻したんだけれど、結局妊娠には繋がらなかった。

でも日本にそのデータを持って帰って来て、それを日本で通っていたクリニックの担当医に見せたら、まさかこんな量ができるなんて思わなかったけれど、できるんだったらここでも同じようにやってみようってことになったんです。

そのニューヨークスタイルの治療を日本でも1年以上続けました。


でもそれがすごくメンタルにも肉体的にも副作用があるもので、負担が大きくてきつかったですね・・・。


結局それで私は更年期も早くなったりして、精神的にも不安定になって、もう自分には無理だなって思って子供を諦めて、2年半で治療を止めました。



私は若い時に1人産んでいたから、正直40過ぎていても簡単に妊娠するだろうと思っていたんです。

だからできなくて、なんでだろうってかなり落ち込んだりもしたけれど、本当に自分としては身体も気持ちも時間もお金も、限界まで費やして、やれることは全部やって、それでも妊娠しなかったから、それもまた人生かなって、今は納得しています。




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Aさん、貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

 

 

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不妊治療の話② ある女性の不妊治療体験からの続き

(これはあくまで治療を行っていた当時のAさん個人の感想と体験です。今現在の治療法や実際とは異なる場合がありますので、あくまで参考に留めてください。)

 


最初にクリニックに行ったときは、きっと40代の人たちばかりなんだろうなと思ってたんですけれど、実際は全然そんなことはなかった。それもちょっと驚きでした。

 

私が行ったクリニックには、若い人たち――多分セックスレスなんだろうけど、それでも子供が欲しい人たちがすごくたくさんきていたんです。


何故セックスレスの人たちが来ていると思ったかと言えば、それはあくまで私の勝手な想像ではあるんだけれど、一番最初にドクターから聞かれる質問っていうのが、「あなたたちはセックスしてないですね」っていう前提での質問ばかりだったんですよ(笑)。

 

不妊治療って、自分たちでずっと子作りはしていたけれどできないという40代の夫婦が来るものだと思っていたから、最初質問の意味がよくわからなかった(笑)。

 

でもよくよく考えたら、みんながそうだからそういう質問なんだな、って思ったんですよね。

子作りの行為はしたくないけれど、建前上子供だけ欲しいとか。
あとは奥さんの方か旦那の方かわからないけれど、親とか他の誰かに子供作れって言われてきている、みたいな。


時代かな~と思いました(笑)。

 

不妊治療のクリニックって、良くないなって思っても、なかなか変えることができないんですよ。

 

なかなか結果が出ない、これでいいのかな?と思ったとしても、例えば卵子を採取して冷凍してもらっている場合、1カ月でも若い卵の方が可能性があるんじゃないかって思うと、本当に本当に貴重な卵がそこにあるってわかっているのに、それは破棄してくださいって言って、他のクリニックに移るというのは、かなり勇気がいる。


それに卵子の残りがなくても、前のクリニックでいろいろな薬を使っていた場合、その薬が抜けたと判断されるまで、1・2カ月は治療がスタートできないと言われてしまうんです。


そうすると、40代だったらその数カ月の間の数個の貴重な卵子を無駄にしてしまうかもしれないと思ったら、やっぱり動けなくなる。


だから一度通ったところを変えるということはかなり難しいんです。
それでも変える人はいますけどね。
でもやっぱりかなり無駄が出てしまうわけだから、最初にどこを選ぶかって、かなり重要だと思います。



ユリさんの通っていたところも、それこそみんな少しでもいいところをと思って、お金も時間もかけて大変な思いをしながら通うような有名大手クリニックでした。

そこであんなことをするなんて、本当に信じられないですよね・・・。

 

 

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不妊治療の話④ ある女性の不妊治療体験へ

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不妊治療の話① 僕の雑感 からの続き

 


こちらは僕の個人的な知人である不妊治療体験者の女性に話を聞いたものです。

とてもプライベートなお話を率直に語ってくれたAさんに、心から感謝します!


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(Aさん 46歳)


私が通っていたクリニックは、ユリさんが通っていたクリニックとは別のクリニックだったので、基本的にはそこでの体験ということで話したいと思います。



不妊治療のやり方っていうのは、各クリニックによってかなり違うんです。


例えるなら、保育園でも色々その園のルールってあるじゃないですか。

母乳の持ち込み禁止とか、紙おむつ禁止とか、他ではいいけど、ここではダメ、みたいなもの。

そういうルールが不妊治療クリニックにもあって、一律で同じことをしているわけではないんです。


例えば、ユリさんが行っていたところは、体外受精であってもなるべくケミカルなやり方は使わないっていう方針のところで、受精卵を返すときにも麻酔はしないって聞きました。すごく痛いんですけどね…。



女性側は、クリニックにはかなりの頻度で通うことになります。


私は2年半治療をしていたんだけれど、後で数えたら、約5日に1日は通っていた計算でした。


もちろん、この週は毎日来てくれ、っていう時もあるし、2週間何もしなくていい、みたいな時もある、ってことなんですけど。



私は年齢もあり、とにかく妊娠することを第一優先にしてくれと夫に言われて、仕事も辞めたので通えたけれど、あれを仕事を続けながらやったらものすごく大変だったと思います。そういう人もいるんでしょうけどね。



不妊って、昔は一方的に女性側の問題って考えられていたけれど、今はかなりの確率で男性側の精子にも問題があって妊娠しないということがわかっている。


うちもなかなか妊娠しないと思って調べに行ったら、予想もしていなかったんだけれど、夫が飲んでいたハゲ防止のサプリの影響が精子の運動を弱くしているって結果が出て(笑)、それはちょっと驚きましたね。

意外なことでも原因になるんだなぁ、って。


でも正直言って、男性からもしちゃんと動いている精子が少しでも採れるなら、理論的に妊娠はできるわけで、男性側としてはそれで役割は終わり。



後はやっぱり女性側の頑張りになってくるんです。

 

 

 

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