松岡正剛「日本文化の核心」講談社現代新書(2020/3月刊)を読んでいます。
著者の云う編集工学を日本文化に適用したものです。お米信仰、神と仏の習合から始まり、
家元制度、言葉で表現した情報を集めて文化にまとめるため、西田哲学に至ります。
二項同体、Japans(JesusとJapan)など。編集者の目で見ているのでしょうか。書名「日本
文化の核心」と内容の記述スタイルとが一致しない気がします。
もののあはれが武士のあっぱれにつながると云う鋭い指摘があります(pp.116-119)。
やたらにカタカナ(英仏)語が使われているのが気になります。例えば、日本人の宗教は
シンクレテイズム(syncretism)、混合主義など。
(日本の)漢字は記号に過ぎない:https://ameblo.jp/daddy3/entry-12847012576.html
将棋は日本文化:https://ameblo.jp/daddy3/entry-12565902810.html