ATPによるエネルギー代謝

　ATPは分子中に高エネルギーリン酸結合を２つ含んでいる。生体でのエネルギー伝達体として働き、エネルギーの獲得と利用に使われている。ATPがADPとリン酸に加水分解されると、7.3kCal(31kJ)/molのエネルギーを発生する。ATPの加水分解と共役して、糖代謝においてリン酸化中間体を合成する、筋肉を収縮する、生体膜を介して物質を能動移動するなどにエネルギーを供給する。一方、ATPは糖、脂肪酸、アミノ酸などの代謝により合成される。

　ATPシンターゼ：https://ameblo.jp/daddy3/entry-12669030192.html

　ATP：https://ameblo.jp/daddy3/entry-12666099383.html