ヒトは決して老いることはない。何故そんなことが云えるのか。そもそもヒトは今何故生きているのか。動物は本能で生きている。エサがなくなった時初めて移動を始める。クマは森を出て人里に迷い込んだりする。しかし、ヒトはいつもその次、例えば、現状のまま行けば明日はどうなることか考えている。考える限り毎日が単純な反復ではなく、初体験の連続となる。そのとき、常に攻防の選択を迫られる。ライオンやクマに出会った時、逃げるか戦うかの選択を迫られる。どちらを選択するとしても常に対処を考えねばならない。自分の逃げる速度で相手を振り切れるかどうか戦うにしても十分な武器をもっているかどうか。決して立ち止まって思考停止できる状況ではない。ここで求められるのは、前向きの人生観ではないだろうか。この要件は何ら年齢いかんで変わる事柄ではないと云えよう。