時事問題を考える。私立中学の教員座談会が有った(無料配布のGakken読売新聞2009”中学受験は新聞から”)。時事問題が入試に出る。その理由は、自分で取材して報告をまとめ、発表する力を付ける、こんな授業に付いて来ることができそうか、テストする。社会で必要と思うからだ。自分のことばで表現する力をみたいのだ。知識が身に付いているかどうか、すなわち道具のように使いこなせるか。書いたり討論したりできるか。どんなことを考え、自由に発想し、創意工夫できるか。
 社会の時事問題が対象になるが、理科でも日常の経験を題材に発想の豊かさを探ることはできる。今は、新聞テレビだけでなく、ネットも使える。情報は多過ぎるので、どう取捨選択し、整理できているかも課題となってくる。日頃の訓練というか、興味や関心のある事柄から始めてゆけばよいのではないだろうか。
 塾が大流行り、ゆとり教育とか云って学習内容を減らしたときから、私学受験者が増加したことが背景としてあるようだ。近年は、公立でも中高一貫校が増えているという。
 試験する側では、予定された正解のない時事問題を出し、新聞はニーズに応えて解説記事を増やしているようだ。一種のコラボレーションと云えるのかもしれない。激動の時代に有って、受験に限らず社会人にとっても歓迎すべき現象と云えよう。