飛行機は誰が飛ばしているのか。パイロット、旅客機なら、機長さんか副機長さんにきまっている。しかし、日本上空にいまこの瞬間300機も飛んでいると云うと、時速800kmのジェット機が飛んでいることを知ると、しかも各機はそれぞれ何時に福岡空港に到着するとか予定を持って飛んでいる。高速で3次元空間を移動し、毎分13kmも進む。前方に他機を見付けても空の上では、ブレーキがかかりません。
夜の滑走路:https://ameblo.jp/daddy3/entry-10481578726.html
こんな状況を想像すると、飛行機は交通整理=航空管制無しに飛ばせるものでは有りません。空の交通にもルールが有ります。衝突の危険を除くため、自機の上下左右と前後の一定距離以内には他の飛行機を近付けない。他機との間に安全間隔を保証する。これが、空の交通整理をする管制官の仕事です。
誰も知らない日本の「空のしくみ」、航空管制の実務に携わった著者轟木氏が具体的な事例をふんだんに交えて徹底解説した上で、羽田は国際化できるのか(第4章)、日本の空の戦略(第5章)など現代的テーマを論じています。読みある記にも紹介しました。
