もう12月です。今年もいろんなことがありました。来年もよろしく、というメッセージがしきりに届く季節になりました。忘年会も開かれます。この1年を振返って、身辺を整理し、来るべき年に備えようと云う訳です。今年のことは、クリアしてRefreshする機会です。企業経営で云えば、決算でしょうか。

 伊勢神宮で云えば、21年毎に遷宮、新しく神殿を建替えるように自分の気持ち、考えをUpdateするよい慣習だと思います。同じ人間です。多分、西欧社会のクリスマスパーティも同じことが行なわれているのではないでしょうか。只知らないだけかもしれません。表面だけの形のお付き合いと違って精神面まで立入った交際、そんなレベルの会話を交わせる友人知人がいないだけかもしれません。

 数人ですが、アメリカ東海岸から毎年届くクリスマスカードには、この1年のできごとをまとめた長文のLetterが付いています。英文で返事を書くのが一仕事です。しかし、企業の場合の株主に対する決算報告に相当する、と考えれば納得できます。気持ちを込めて素直に書けばよい訳です。形式張る、あるいは飾り立てる必要はまったくありません。

 ただ、どんちゃん騒ぎをして発散するわが国の場合と、書いて残そうとする西欧文化とは、アプローチが違っている、ライフスタイルが異なるという気がします。同じ人間だけど、価値観、ものの考え方は異文化であると思わざるを得ないと思います。価値の比重が集団にあるか個人にあるかの違いです。和の精神、聖徳太子が現われる時です。ウエイトの置き方に明らかな差があると思います。1か0かではなく、程度問題です。いろんな状況で簡単に定量化できたら面白いと思います。そんなセンサー、物差しはあるんでしょうか。