(分子)生物学の本を読んでいたら、生物が可塑性をもっているから、臓器移植が可能になる、とあった。可塑性も弾性も物理で習ってはいます。生物の可塑性とは何だろうか。まず復習です。

 可塑性とは、塑性と同じ、塑性plasticityとは、変形する性質。外力を取り去っても歪みが残り、変形する性質(Wikipedia)。これに対して、脆性とは、もろさ、外力によりこわれる性質。弾性は、外力によって変形しても元に戻る性質。
 たらい回しhttps://ameblo.jp/daddy3/entry-12604312578.html

 

 臓器移植の場合、移植された臓器は異物であるから、拒絶反応が起こる。白血球が集まり、抗体が作られる。免疫抑制剤を使って拒絶反応を抑える。このとき、移植した臓器は次第に周囲の血管や神経とつながる。生物の可塑性である。これは現象を記述しただけで、説明にはなっていません。

 生命現象において全体は部分以上の何ものかがある。生命は臓器に、臓器は細胞に分けられる。細胞はタンパク質からできている。しかし、生体は動いている。代謝する。生殖により子孫を増やす。感情や意識があり、思考する。生命とは何だろうか。エネルギーと情報の流れである。なお、分ったようで分らないが、エネルギーを取り入れないと生体は死滅する。ゲノム情報がないと、生命が維持できないことも現代生物学の進歩により分っています。

 

分子生物学とは:https://ameblo.jp/daddy3/entry-10350223919.html