不人気エンブレム圧勝、「国民参加」売りも経過不明
[2016年4月26日9時14分 紙面から]
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2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、新しい公式エンブレムを発表、最終候補4作品のうち、A案の「組市松紋(くみいちまつもん)」を選んだ。作者は、アーティストの野老朝雄(ところ・あさお)さん(46)。

シンプルで、日本の伝統を感じさせる面が評価された。投票したエンブレム委員21人中、13票を集める「圧勝」だったが、事前のネットアンケートなどの支持は低かった。エンブレム委員会は選考で「国民参加」「透明性」を重視したが、経過の全容は明かさなかった。



ーーーーーーー以上配信記事より引用


今更、言っても遅いのかな。

訪日外国人の好意的な意見だけが報道され、手打ち感を演出する映像メディアにモヤモヤした気持ち悪さを正直感じてしまいます。


A案の作品は、良く考えられていて作品そのものに問題はないので誤解されたくはありません。あくまで、最終候補に4作品だけが選考された審査過程に疑問があるんです。



何故、エンブレム発表イベントの数分前にマスメディアが先行して知り得たのか?エンブレム選考委員会内部からのリークがあったのでは? 


最終候補の4作品の中に、次点未満の繰り上げ作品があると言う報道があるが、その真意は?


一般公募により、15499作品が集まり、14回にわたるエンブレム委員会で最終候補に残ったのが、何故4作品だけだったのか?  


組織委員会は4作品について、これまで4万人、述べ11万件の意見が寄せられたことを明かにしながら、何故、寄せられた一般参加の評価内容を公表しないのか?


一般参加の意見で評価の高かったB案、D案の決戦投票ではなく、何故4作品による投票になったのか?


透明性と一般参加を掲げるのなら、最終候補を10作品程度に広げ、一般に意見を募集し評価の高かった作品の中から決戦投票にすれば、一般参加者の意見が反映された形がとれたのではないだろうか。



そういった過程を踏まえた上で今回のA案が決定されたのならば、自分の美的感覚が一般的な意見と違うんだと納得もできましょう。


招致の時は一般の学生さんでOK、しかし、スポンサーの広告媒体としての展開が優先されお金が絡む五輪本ちゃんは、デザインを生業にするデザイナー1択と考えたんでしょうか。


招致の時のエンブレムがスポンサー使用料の関係でダメなら、少しデザインを変えてでも使えなかったんでしょうか。色んな案のエンブレムを見ても、やはり招致エンブレムが一番に、見える。


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前回何故、国民から支持されなかったのかと言えば、模倣やパクリ、不誠実な選考方法、審査過程の閉鎖性などと言われました。


やっぱり、前回の時と同じで閉鎖的な委員会で、少人数のメンバーの意見だけが反映された審査過程ににどうしても映ってしまう。


最終審査にあたったエンブレム委員会のメンバーによると、一般から広く意見は聞くが、あくまで意見募集であって国民投票ではないので、その意見が最終審査に影響がおよぶ事は無いと明言しています。其れの何処に一般参加出来る余地があるのか。ネットで真面目に意見を寄せた参加者をバカにしている。もう一度国民投票優先でやり直せ。多くの国民から支持され愛されてこそのエンブレムのはず。なんて、考えるのは僕だけでしょうか。トホホ、、、、、。





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