まず、近況報告からいたします。




以前、当ブログで報告していた様に、都市整備計画により前のマンションが取り壊される事が決まり、今年の3月末までの立ち退きに向けて準備をしていました。

本来ならば、昨年の年末迄に引っ越し先を決めて落ち着きたかったのですが、12月に体調をくずして入院してしまい、いざ退院しても、年度末を控え、離島という土地柄、先生や公務員の移動と重なり中々移転先が決まらず落ち着かない日々でした。


なんとか期日までに間に合い、引っ越しを済ませ落ち着いたところです。


病気に関しては、会社の健康診断で大腸ポリープが見つかり病理検査の後、わざわざ本土の病院で内視鏡手術で切除いたしました。ポリープは良性でしたが、担当医の先生によると大腸ポリープのできる人は食生活が変わらないと、また発症することがよくあるのだそうで、当分の間は薬を服用しながら経過を見なくてはならないそうです。まあ、大事に至らず良かったなと思っています。



最近は個人的に、色んな事を考えさせられることばかりで、正直ブログどころではありませんで、再開する事にしたものの、頻繁に更新できるかは不安ですが、またお付き合いさせて頂ければ幸いです。



それで、暇を持て余し国会の予算委員会をNHKの中継で見る事が良くありました。民進党の国会対応は本当に酷いものです。

山尾志桜里議員の公職選挙法違反の疑いは元より色々言いたい事があるのですが。一次ソースが匿名のブログで国会質疑とは。学校の便所の落書きを信じて、告られたと勘違いする子供か!!!




今日の衆院予算委員会でのTPP関連質疑の中で溜飲を下げる場面がありました。

今国会に、民進党が政府に提出させたTPP交渉の過程に関するペーパーが黒塗りなのを批判して、委員会室を退出し審議拒否するところをマスコミは報道しても、今日のおおさか維新の会の下地議員の民進党批判は放送されないでしょう。



内容を簡単に要約すると、委員会質疑の持ち時間と質問者は話し合って決めるそうですが、NHKでのテレビ中継がある時は民進党が多くの時間を獲得するとの事。その持ち時間は当然、所属する政党の議員数による所があるそうで、野党第1党の民進党に多くの時間が割かれるのはしょうがないとして、予定された質疑時間をオーバーする事がままあり、おおさか維新の会の質疑は中継終了間際になる事が多く、民進党批判しても中継にのらないと不満を漏らしたのです。


ここまでは、作業をしながらのーながら視聴ーで聞いていましたが、話はここで終わらず、政府に黒塗りのTPP交渉過程のペーパーをわざわざ提出させたのは、黒塗りになる事をハナから分かっていて、政権批判のネタにしたかったから、その理由というのが、北海道5区と京都3区の衆議院補欠選挙への与党自民党政権へのダメージを狙ったもの。

しかも、民進党(前民主党)があえて黒塗りペーパーを提出させ、委員長の対応批判での委員会室退出しての質疑拒否までかマッチポンプ。民進党(前民主党)の狙いは、少しでもTPPの国会承認を遅らせ、夏の参議院議員選挙まで有耶無耶にする事。


午前中、質疑に立つ民進党(前民主党)の議員は、熊本の震災にあたり、今はTPP予算委員会を開かないで震災対応の為に予算委員会は休止、ないしは熊本震災関連の委員会にするべきだと、いかにも被災者に寄り添ってます的なー気持ちワルー。


単に安倍首相を批判するために震災を利用してるだけに見えます。3.11当時は、逆に自民党が震災対応を優先させたがために、菅政権を無駄に延命させました。


民進党(前民主党)いわく、
「大震災を経験した我々だからこそ色々提言できる」

なんて、言う始末。原発対応の議事録も取らなかった連中に震災対応のアドバイスを貰うなど、どんな悪夢が待っていることやら。


僕も昔はTPP反対でした。今思えば信用出来ない民主党政権でのTPP交渉では国益が守られないと考えたからです。







平成24年、当時の民主党(現民進党)政権の野田首相はTPP交渉の参加にあたり、交渉過程は公表しない考えを答弁しており、当時、外務大臣だった玄葉大臣からも同様の発言があったと今日の衆院TPP予算委員会で下地議員が指摘されています。

更に、国会議員でありながら予算委員会を党利党略で審議拒否し委員会を壊すような政党にはペナルティとして、民進党(前民主党)抜きで委員会を開催するくらいしないと、また同じ事が起きる。

と下地議員に言われた際に、テレビ画面に映った民進党(前民主党)議員の面々の、いかにもバツの悪そうな顔には笑ってしまいました。






民進党(前民主党)が何故、TPP関連質疑を拒否したいのか、それはTPP賛成派や共産党との協力に反対する党内の意見が纏まらない、党としてのガバナンスが崩壊している様を有権者の目からそらす事にある。だから、民進党(前民主党)の本音は、夏の参議院議員選挙が終わるまではTPPの委員会質疑自体をやりたくない。

じゃないと、選挙前に民進党(前民主党)がまたバラバラになるかもしれないし、共産党、社民、仲間たちなどと選挙協力出来なくなるから。要は、国益や国民の安心・安全な暮らしより、議員としての、果たすべき義務よりも自分達の議席の確保が最優先であるからなんでしょう。



以前のブログにも書きましたが、今年夏の参議院議員選挙、衆参ダブルになるかは分かりませんが、この時が初めてとなる18歳以上の若い有権者に是非言いたいのは、新聞やテレビの報道、また与えられる情報に頼らないで、国会中継を録画するなどして、自ら一次ソースを確認して投票して下さい。



政治への参加意識の欠除は、自分達の将来を誤ることになります。









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