あくまでも個人的感想ですので、悪しからず。
と前置きはいつもどおりです…。



マンガは読むけれど、手塚信奉者でない私は、フライヤーに踊る文字をみてもさしてピンとは来なかった今回の作品。一応、きんどるで作品は読んでおいたりはいたしました。ふんふん、革命の話なんですね…って思いながら、youtubeにあるショパンの「革命」←フジコ・ヘミングの演奏を聴いたり、主演の生ちゃんのピアノ演奏動画を見たりしながら、プレビューの日までを過ごしてしていました。


主演の生ちゃんのピアノ演奏動画は凄かった。ほんとうに、ピアノは上手なお嬢さんなんだなーと思ったり、アイドルだからこそ、そこから流れてくる噂話をニヤニヤ眺めていたりしてはいました。
流石に主演に絡む役ともなると、イケメンだけにタンクトップ姿だけでも話題に上がるんですねwww masaにとっては稽古場のタンクトップ姿なんか通常運転だし、むしろ、よくぞ脱がずにいてくれたと感謝したくらいに、いつもみたいに男子ばっかの稽古場じゃほぼチーム半裸だと思っていたくらいですしwww



それにしても、プレビューの日、銀河劇場の3階席から見下ろした舞台にはうずたかく積まれたピアノの残骸が。その上をまるで革命に揺れるポーランドの町並みを行き来するかのように、飛び回るmasa扮するヨーゼフ。元々音楽院の生徒だったけれども、今は革命に身を投じるレジスタンス?的な立場で、ピアノの置いてある酒場で働いている。そんなヨーゼフ。諸々乗り越えて、というよりは一目惚れ?に近いのかな…彼女の弾くピアノの音色に心惹かれてしまって、最終的には彼女とともに命を落とすハメに。


導入部こそ、ピアノコンクール?の係員という微妙な立ち位置の役で、けれど、優しさだけが前面にでているようなそんな男性もサラッとできるようになったし、愛する国や、惚れた女を名実ともに汚されまいと、必死に立ち回る真っ直ぐで不器用な熱血漢は、本当にmasaの真骨頂のように感じました。


他のキャストさんたちのことをいえば、フランク莉奈ちゃんの安定感と、田極翼くんの活躍!ソロdanceも、ペアdanceもとても素敵に思っておりました。


個人的には、masaがやる革命って言ったら、やっぱりアンジョじゃん?フランスじゃん?ってなりながら、若干胸が締め付けられるような思いも抱いての観劇でした。
前楽、前から2列目のセンター寄りのお席でした。生ちゃんの最後の最後に弾く「革命」本当に力強くて素敵でした。あれだけのピアノ演奏を、芝居の最後の最後に引くことのできる生ちゃんはスタンディングオベーションにふさわしいと感じて惜しみなく拍手を贈りました。



10/2. 5   天王洲 銀河劇場

仮チラシのタイトルが「銀座」って書いてあったのが7月の舞台の時で、その時直也さんは「一人で、銀座で何かやります。一人芝居なのか、朗読劇なのか…まだちょっと…大体は決まってるんですが…(その日にちは空けといてね!)」っておっしゃっていて。


出来上がった本チラシ…FBにあったタイトルは「Hometown」


移民3世から見た第二次大戦の様子が、戦地に赴いた自分の父親からの手紙に触れることによって、当時の思いが届けられるという感じのお話。この話の内容を詳しく聞くまで、移民していった人たちが、一度戦争といった政治で、しかも、2世の中にはそのままアメリカ兵として戦地に赴いていった人たちがいること自体、全く知ることはなかったと思います。


そう言った意味でも新しい扉が開かれた感じでした。



会場は、銀座のギャラリー悠玄…http://www.gallery-yougen.com/


ここは、かつて礼泉堂さんの「芝居写真」を見に行ったギャラリーで、素敵な空間だなあと思っていた場所でした。その時は地下にまで降りることはなかったのですが、今回はメイン会場が地下の空間で白壁に暖炉?っぽつくりの装置と、木製の長椅子。そのコントラストも素朴で素敵な雰囲気で。そこに椅子席がだいたい30位。

そもそも今回の公演、1回が30席くらい、日、月3回公演で、日替わり、とチケット争奪戦そのものがかなり大変だったと思うのです。私も売り出される日にちが仕事中で、最後の最後のキャンセル分で手にした唯一いけそうな日曜マチネのチケットで当日案内していただいた席は会場の一番奥のすみっこでしたが、なにしろそんな空間ですし、拝見することに不自由はありませんでした。


日曜の公演は、朗読(作品中では、移民3世の息子が父の手紙を読む設定)とギター奏者の侑音さんのアコースティックギターの演奏のmixで、落ち着いた雰囲気に始終していたように思いました。終わって、少し直也さんからのトークもあって。


こんな風な感じの小規模公演を自分のペースで続けていけたらいいな、と思っていらっしゃるそうです。
終演後、アンケートを書かせていただくことをせずにひと足先に上の階に上がると、直也さんが待っていてくださって。太子堂の時よりもほんのちょっとだけゆっくりお話させていただいてのですが、やっぱりこういう規模の公演をご本人が望んでいらっしゃるようだったので、ファンミの雰囲気もありつつな公演なので、続けられること、ファンとしても望んでいるとお話させていただきました。個人的には、今回の直也さんの朗読をききながら「P's」を思い出していたことや、「弱虫ペダル」のチケットの話とか←これ、本当に役者さんに聞いていただくの申し訳なかったのですが、大変だったんだよとwww 直也さんも相当数きかされていたようで、チケットとれて本当に良かったねと、労ってくれましたwww



これは余談ですが。


ナノスクエアさんに来てから、ちゃんとお仕事の情報もブログで確実に得られるようになったし、チケットもそれなりに情報として上がってくるし、こういった小規模公演も打ってくれるし、アメスタもあるし…。
アメスタは別にしても、一時期に比べたら本当にファンとしてはありがたい環境にいてくださっているんだなーと、感謝している次第です。





9/28 銀座 ギャラリー悠玄


観劇の記録もちょっと溜まってしまったので、捲りながら書こうと思っていますが、

今回も個人的な感想ですので、悪しからずご了承ください。




「わたしはうさぎのあしと、こううんのどうかと、ばていをもている。そんなにめいしんぶかくならなくていい、これはかがくなんだよよ、どくたがいった。」


劇団夢の遊眠社「半神」にあったセリフの一部です。


上演された映像として手元にあるのが1988年5月の公演なので、その頃20代前半だった私には大変心象に残る作品でした。



それはさておき。



どうしてこの台詞を思い出したのかといえば、出てきたんです。この幸運グッズが、「アルジャーノン」に。


手術の前のあたりのセリフにこれらを持ってきたとチャーリーが言ってました。



はい、ご多分に漏れず読むことに一度はチャレンジした記憶のある作品です。

「アルジャーノンに花束を」
「24人のビルーミリガン」とともになんとなくチャレンジと挫折を繰り返してきた翻訳モノ。もちろん原文でなんかチャレンジできませんし。翻訳モノが基本苦手で。



でも、今回ミュージカルを拝見して、あ、も一回読めるかもしれないと思っているあたり、本当に現金です。



8年を経ての再演と聞いて、また、D☆D 森新吾さんのファンの皆さんがとても推している作品であると聞いていたので、是非にと思っていたのですが、直前までなかなか時間が取れずにいたら、不意にいけそうなチケットが出ていて、滑り込みで拝見できたのですが、いやあ…主演のチャーリー・ゴードン/浦井くんもさることながら、森新吾さんのねずみ「アルジャーノン」の肉体表現は目が離せませんでした。

2幕のチャーリーの幼少期になるまで、セリフらしいセリフはありません。幼少期のちゃーりーの言語はきまって妹や母親の口真似に過ぎません。新吾さんの声の少し不安を残すような、それでいて神経質そうな発声が聞かれるまで、可愛らしい耳つきのニット帽子を被った、真っ白い衣装の新吾さんはずっと言葉を話すことのないねずみのアルジャーノンです。舞台上にしつらえてある不規則な階段を上ったり、降りたり。さながら、ねずみが自分のテリトリーを主張するかのように踊る新吾さんを観ることができて本当に良かったと思えた作品でした。






10/25 天王洲銀河劇場