~剣、烈風の如く、真空を舞う~ ……長いよwww
あくまでも個人的感想でございますので悪しからず…。
The Shinsenngumiと、新選組にTheがついたならもう、全くの別物と捉えて望むのが良いのだろうと思いながら、でも、本フライヤーを見たその瞬間から、麗しい洋装の土方さんに心奪われておりました。
地元多摩っ子のヒーローである所の新選組に心酔していた高校時代、その墓前に日参していたようなオタク腐女子でございますれば、幕が上がるまで心穏やかにが過ごせなかったのが本当のところでございます。(公演への不安と期待が度を過ぎて、大河の時にはディスっていた石田寺への墓参りを済ませて、その様変わりしてしまった墓所と墓石の様子には少なからずダメージを受けた私でしたがw初日の銀河劇場へ。)
実は初日、諸々あって最前列のチケットと交換していただけたりしたので、自分の中では結構なテンションでございました。
なにより驚いたのは、パンフレット。赤白のダンダラ。赤で来るとは思ってなかったので以外に目を引く。そして、年表もあってわかりやすいwww
フライヤーから、物語は蝦夷の土方さんの終焉からの展開なんだろうと思っていました。大体、5~6年位の活動期間しかない新選組の話です。逸話もそこそこ決まっていますし…。
でも、幕があがって、一段高くなった椅子に腰掛ける様相の土方さんを眼にしたらもうずるっと物語の中に引きずり込まれてしまって。
歌って、踊って、斬って、踊って、歌って、斬って…。
まさに見たことのない剣舞が繰り広げられていて…。
D☆Dのなかでも二役こなしている、清川と高杉のTAKA王子、山南さんと、榎本さんの類くん、鉄之助と、会津公の泰ちゃん、人斬り以蔵と、斎藤一の皓平くん…みんなとてもガンバッテました
本当にうまく宛ててもらっているし、上手に昇華してると思いました
VIVA
尊王攘夷
そして、メインの土方さんは言うに及ばずだったけれど、豪さんの近藤さんのちょっと軽めで大らかな感じも、日に日にキレて凄みを増して走っていく新吾さんの龍馬も、白い生足が最終兵器的な女装もものともしないらっちゃんの桂小五郎はエエ声で。流石に通るからモノローグ多いけれど、それが本当にわかりやすくて心地いい。もちろん歌もらちラート素晴らしくて言うことなし。(衣装がチェックでちょっとアルターを思い出したりもしましたwww)
笑顔の心平くんの主体性の無い総司の後半の儚げな感じも決して嫌じゃなかったし。
健斗の佐之さんは槍じゃないのがちょっと違和感だったけど、人柄キャラなのがよかったかな…。
後は、流石30-DELUX 清水さんのいろんな意味でかき混ぜる。太っ腹な芹沢の存在感
。
松本さんの伊東甲子太郎のピュアブルー
凛とした、でも本当に嫌なヤツ感。
早乙女くんの平助としての立ち位置と剣を持った時の姿勢が綺麗、そして殺陣の安定感。
で、邪蛮の花園くんがいることで、幕末の日本というものの世界観みたいなものを体現してくれていて、華のある存在。ちょっと中途半端になりがちの和洋折衷をぐっと和の方にうまーく引き寄せてくれていると思いました。
殺陣も、本当に枠に囚われないstyleで、風海くんの身体能力の高さはこんなところにも表せられるんだなって思ったり…。
サトゥの利ちゃんは全編通して外圧
ですwww クソ明るいのが逆に圧倒的な力の違いとか腹黒さとか表しているようで怖いwww
本当に、たぶん、賛否両論の作品になったと思うのですが、私はそんなに嫌いにはなれなかった本作品でございます。
後、尊皇・攘夷・公武合体がとってもわかりやすく説明されているのもこの作品の特徴かと思います。
(上洛するときの土方の戸惑いとか、憧れとかがあのストレートなセリフにも、豪さんstyleのダンスをすぐ後ろでガンバッテ踊る義久さんがなんとなく可愛かったしw)
昨日と変わらぬ明日であるように。と土方たちは歌います。そして、俺たちはどこで間違えたんだろう?と、理想と現実の違いも…。
誠と信じて貫けば、その道はいずれ真となるはずだった。
ずっと本物の侍になりたくて、けれど本物になれたと思った瞬間から、それが過去の遺物あるいは、真価のないものとなっていくというのはどんな気持ちだったのだろうかと思うと、やはりやるせなさばかりが募る新選組・土方歳三の生き様なのでした。
12/4・8 天王洲 銀河劇場