が、よくわからない。
自分のことではない。
自分のことでいうなら、それはソロをふられたときに、いかにたくさん、それも、とっさに、引き出しからどばどばネタを出してこられるかとか、長く打ち続けられるかとか、今まで出来なかったリズムがスムースに打てるとか、早打ちがもたつかないとか、見た目が美しく且つゴージャスに魅せられるかとか、楽譜を初見で打てるとか、そんなイメージがある。
でも、みんなはどうなんだろう。
いくら、上手くなってほしいと思っても、昨日より今日ではなくて、三年前より今日とか、十年前より今日とかに、上手くなっていれば満足なら、もう充分みんな上手くなっているし、確かに以前に比べたら進化はしている。
前に、できなかったことができた。
前より、フォームがきれいになった。
前よりは、大きな音が出るようになった。
それでいいのかしらね。
だとしたら、私の「上手くなってほしい」と云う想いは、たぶん自己満足で空回りだ。
週に二回、練習に来て、楽しく汗かいて笑って帰って、もしかしたらそれで良いのかなとも思う。
私の思うそれは、一曲でも多く完璧に打てる曲を増やすとか、イベントで披露する曲に参加できるようにするとか、もっと言うなら、練習中に隣の人よりでかい音出すとか、他の人より目立つとか、そこんところなのだけれども。
温度差というより、最初からゴールがちがうのかもしれないけど、たとえ地域の習い事でも、真剣に上手くなりたいと思って欲しい。
そうじゃないと、私はただの高慢ちきな指導者になってしまうよ。
小さいコはいいね、黙ってても気づかないうちに進化している。
全く羨ましい。
小学三年生からは本人の気持ち次第で差が出て来る。
がんがん来て欲しい。
こっちが焦るくらい、貪欲に、必死に。
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