今週も本を読み上げました。
読んだのは「池上彰」の「世界を変えた10冊」です。
この本は彼が独断で選んだ世界を変えた10冊をわかりやすく紹介しています。 

 


誰もが知っている書物の意外な事実を伝えながら、その歴史的位置づけを解説した本です。
彼が選んだのは以下の本です。
・「アンネの日記」
・「聖書」
・「コーラン」
・「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 
・「資本論」
・「道しるべ」(アルカイダの教本イスラームの原理主義の中身) 
・「沈黙の春」 
・「種の起源」
・「雇用、利子および貨幣の一般理論」 (俗に云うケインズの一般論)
・「資本主義と自由」
この中で読んだのは「アンネの日記」を中学、高校生で「種の起源」、大学生の時に「資本論」を読んでます。
しかしながら、「アンネの日記」は後日出た完全版では在りませんでした。
そんな訳で「アンネの日記」に違和感を覚えました。
この本を読んでいると「アンネの日記」の中にはユダヤ人が強くならないと生き残れない、
と書かれているそうです。
また、我々は「アンネの日記」を知っているが中東では全く知られていない作品だとか。
「アンネの日記」の完全版を読んで観たくなりました。

他にも「種の起源」は進化論だけでなくキリスト教を批判した記述が多く、
今でもアメリカの一部の州では受け入れられていない理由が書かれてました。
学生時代には全く認識が無かった。

後は名前は聴いた事が在りますが読んだことがない本ばかりです。
この本の中で作者は実際に読んで理解しないと判断が出来なくなると警鐘をならしてます。
確かに「日米安全保障条約」の中身を読んだ事のない人間が反対しているし・・・。
先ずは「資本主義と自由」と「雇用、利子および貨幣の一般理論」 から読んで観ようかぁ。