今週は時間が在ったので映画を観てきました。
観たのは「北野武」が撮った新作の「首」です。
彼の6年振りの作品です。
本能寺の変の真犯人は誰と云う事を題材にした物語です。
まぁ、直接の犯人は明智光秀ですが、彼をそそのかしたのは誰か?
「構想30年」などと謳っているのにも惹かれました。
彼の作品は何本か観てます、その中で「座頭市」がよかった。
そんな感じと本能寺の変がテーマと云う事で観てきました。
中身を観ると真剣に時代劇をやる気などはない。
現代的な武将たちの喋り方や、秀吉らの掛け合い、彼らしいと云えばそれまでですが。
しかしながら、国時代のバイオンレンス映画は少しばかりキツかった。
信長の狂気的な暴力があることによって映画全体に緊張感が走り、
現代とは異なる倫理観をありありと見せつけられる。
武将・忍び・町民・農民が吹き出しそうなセリフもあったりと、そこは流石です。
最後は彼らしいオチが在り流石って感じです。