ギャル男くずれとは何ぞや?と疑問をお持ちの方。
そんな方は予習をしてください(笑)
☆関連のお話はこちら☆
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映画館の入っているイーマは複合ビルであり、
他の階にはファッションや雑貨など数々のショップが入っている。
チケットの予約を完了したYUKIとギャル男くずれは
最上階にある映画館から地上階へと移動をするため
エスカレーターで下り始めたのだ。
が、ここでギャル男くずれのお得意の自慢が始まったのだ。
『あ、あの店覗いていい?
YUKIちゃんはあの店知ってる??』
『・・・知りませんけど。』
『この店はさぁ、関西でもここにだけしかないお店でさぁ~(ウンチク・べらべら)』
他の店に行けば
『あ、この店知ってる?』
『・・・知りませんけど。』
『この店はさぁ、良い皮を扱っているお店でさぁ~(ウンチク・べらべら)
・・・あ!ちょっと、店員さん。これ、ほんと上質な皮ですねぇ。
へぇ、一点ものなの。なるほどぉ。ありがとう。』
・・・お前に皮を見分けるほどの
目があるのかいっ!?!щ(゚Д゚щ)
・・・とはYUKIの心の声。
他のお店でも別に買うでもなく、
店員に声をかけては
YUKIの前で披露した知識の
確認作業を繰り返す(-""-;)
おそらく自分の知識量と正確さを見せ付けたいんだろが・・・
めっちゃくちゃ
鬱陶しいんですけどっぉぉぉ!?
(-""-;)
後半、かなりヘロヘロになりつつ、ウロウロして
彼の誘導でスーツ屋さんにたどり着いた。
またそこでスーツを色々見て周り
店員さんを呼びとめ試着なんかをして一言。
『先週、ここでスーツを購入したんですが、
これもなかなかいいねぇ。』
つうか、購入するつもりがないなら
ハナからYUKIを連れてくんなっ!!щ(゚Д゚щ)
ギャル男くずれ的には先週スーツを購入した財力を示したかったのだろうが
そんなことのためにウロウロさせられる身にもなってくれ(;´Д`)
当然オシャレ知識以外の自慢も続く。
東京時代にTOKIOの山口達也を『見かけた』とかさ、
(『見かける』だけなら誰でもできるし!!)
自分の部屋には高級なガラスのテーブルがあるだとか、
(だからどうした!)
アイロンを自分でかけているとか。
(そんなんどうでもええし~~~(;´Д`))
そして会話中、何度も『ギャップが大事!!』と連呼するギャル男くずれ。
ギャル男くずれは以前花屋でバイトをしていたそうだが
それもギャップのため。
やたら料理や家事ができることをアピールしてきたんだが
それもギャップのため。
いやさぁ、確かにギャップあるとドキっとするけど、
ギャップを作るために自分が何したかを
自分でべらべら言ってちゃ意味ないっしょ??
それに何かにつけて家に呼び込もうとする下心が煩わしく、
まだ映画も始まっちゃいないのに
YUKIの顔からは笑顔が消えていたのでした。
そんな私を見かねてギャル男くずれはこう言いました。
『YUKIちゃん、顔色悪いけど大丈夫』
お前のせいじゃ~~~~っっ!щ(゜д゜щ)
つづく