私は今、なんとeatのファームステイで宮崎に来ています!
宮崎と言えば…キュウリ、ズッキーニ、サトイモが収穫量の全国シェアNo1!
でも、今回は全く関係ないハクサイについて書きたいと思います(笑)
◎ハクサイのプロフィール
ハクサイは中国原産の野菜といわれています。
北の方からカブが、南の方からチンゲンサイがやってきて、受粉した結果ハクサイになったそうな…
その当時は今みたいにぎっしり巻く性質はなく、葉っぱが開いたものを食べていました。
◎3種のハクサイ…あなたはどっち派?
ハクサイにはしっかり巻く(結球する)タイプ(結球ハクサイ)
ちょっと結球するタイプ(半結球ハクサイ)
なんとまったく結球しないタイプ!(不結球ハクサイ)
の3つがあります。
ちなみに、一番初めの白菜は不結球ハクサイで、品種改良で徐々に結球するようになったそうです。
◎珍しいハクサイ!
愛知白菜…結球ハクサイで、不結球ハクサイから改良されました。
長崎白菜…半結球ハクサイで、長崎の雑煮には欠かせない食材です!

オレンジクイン…中があざやなオレンジ色!の白菜です!なんと生で食べられる…らしい…

◎なんで「白菜」って呼ぶの?
スーパーで見かけるカット白菜。
なんとな~く中の葉が、全体的に黄色っぽくないですか?
実は、昔の白菜は中の葉が白かったので「白菜」と呼ばれていました。
それがいつの間にか。「黄色い方がおいしそう」と種子のメーカーが考えて、黄色い白菜をおいしい種類!として売り出しました。
そこから黄色いハクサイがブームになり、昔ながらの白いハクサイが姿を消していきました…
◎黒い点は食べてもいい!?
白菜の芯に黒い点があるのをよく見かけませんか?
あれは「ゴマ症」といって、育つときにある種の栄養が多すぎると起こりやすいと言われています。
土に栄養が多すぎたからと言って人間が摂れる栄養が多くなることは(たぶん)ないですけどね(笑)
家族や友達がゴマ症を取り除こうとしたら止めてあげてください。
ほぼ取り切れないですから…
◎小畑の失敗談のコーナー
実家が雪の降る地方なのですが、ハクサイは雪の下でもしっかり生き抜きます。
なので、毎年育てている野菜の一つです。
ハクサイは肥料養分をたくさんため込んでずっしり重い球になります。
ある年、肥料を変えてみた年がありました。
肥料によって効き方が違ってくるので、様子を見るため少し少なめに使ったのが失敗の原因。
その年のハクサイは、本来なら結球する品種なのに全く結球せず、ヒドイできになってしまいました…
みなさんが育てようと思った時には、肥料を多めに入れると良いと思います!
それでは、引き続き夏のファームステイ楽しんでまいります! ありがとうございました!
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