サツマイモを甘くする実験!! | 学生団体eat_happy ~食から農の魅力を伝えるイベント集団~

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皆さんこんにちは!

秋なのに畑で蚊に食われまくってる小畑です!!(汗)

噂によると、真夏よりちょっと涼しい季節のほうが多いとか…

 

さて、今週はサツマイモです!

書くネタの枯渇に悩んでいたある日、テレビで「サツマイモはゆっくり加熱すれば甘くなる」と言っていたのを思い出しました。

そうだ、新物が出てきたしこれしかない!!

 

ということで、さっそくサツマイモ買ってきました。

 

 

◎調理と品種とで比べよう

1種類で比較をするより、2種類で比べたらもっと面白いんじゃないかな?

ってことで徳島県産の「鳴門金時」

と、神奈川県産の「べにはるか」

を買い、調理と品種と両方で比べることにしました!

 

調理1.強火でガンガンゆでる!

   2.弱火でゆっくりゆでる…

60~70℃を維持するのがベストだそうです…

 

 

◎結果

ゆっくり加熱するほうのゆで時間を短くしたせいか、

ちょっと固い芋に仕上がってしまいました…

ただ、甘味に関してはゆっくり加熱したほうが強く感じました!

 

おおざっぱな傾向としては、    ゆっくりゆでると甘くホクホクに、ガンガンゆでるとねっとり寄りになるようです!

 

品種については、鳴門金時を強火でゆでたものは青臭さ

ありました。

ゆっくりゆでるとなくなったので、そのあたりも温度に関係があるのかな?

という結果です。

 

 

◎粘質と粉質

サツマイモに限らず、カボチャの仲間はねっとりした食感の粘質品種と、ホクホクした

食感の粉質とがあります。

鳴門金時は粉質系、べにはるかは粉質ですが、貯蔵中に粘質に変わります!

個人の好みによりますが、焼き芋にするには粘質系が向いています!

 

 

◎サツマイモの保存

皆さんは、サツマイモを買った後、どこに保管していますか?

 

冷蔵庫に入れている方は、

今すぐやめてください!

サツマイモは熱帯付近が原産の野菜なので、生育中も保管中も寒さに弱いです。

保管の適温は13~16度といわれていて、真冬以外は、室温に置いておくのが一番いい保存法になります。

 

ちなみに、家庭ではできない  方法ですが、専門の保管業者では「キュアリング」という作業をやっています。

 

 

◎キュアリングって?

収穫直後のサツマイモの皮は 柔らかく、少しこすれるとすぐ傷になってしまいます。

傷があると商品価値が落ちますし、なにより傷口から腐りやすくなってしまいます

 

そこで登場するのがキュアリング

キュアリングとは、湿度90%以上温度30℃以上で4日間くらい保管する作業のことです。

これをやることで、傷口に「コルク層」ができて、腐敗から芋を 守ることができるのです!

 

 

さて、涼しくなって焼き芋が待ち遠しい季節になりました。

オーブンや土鍋でできるそうなので、旬の味をご家庭で楽しんでみてはいかがですか?

 

ちなみに、近日中にeatメンバーで植え付けたサツマイモを掘りに行ってきま~す!!

 

 

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