あなたの知らない 肥料 の世界4!! | 学生団体eat_happy ~食から農の魅力を伝えるイベント集団~

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皆さんこんにちは!明日から一週間テストの小畑です。
今の心の支えは、一週間乗り切った後の夏休みのみって感じで生きてます…

さて、7月最後の日曜日(というか7月最後の日)の更新は肥料の使い方についてです!
主にプランターなどで家庭菜園をしている方や、お花を育てている方に向けて書いていきます。
こちらも併せてお読みください。
あなたの知らない 肥料 の世界!!
あなたの知らない 肥料 の世界2!!
あなたの知らない 肥料 の世界3!!

◎よく使う肥料のおさらい
7月の肥料シリーズで、化学肥料有機質肥料があって、それぞれ特徴が違うということをお伝えしてきました。ではいよいよ実践(?)です!

まずは化学肥料についてです。
これは工場で作られて、成分が一定に調整された肥料です。癖がなく、肥料に表示してある通りに効くので使い勝手の良い肥料です。
種類も豊富で、目的に合わせて種類や量が調整できます。
(あなたの知らない 肥料 の世界2!!に詳しく書きました。)

次に有機質肥料について。
この中でも「肥料」と「たい肥」に分かれます。
有機質肥料のほうでは、「発酵」しているかしていないかで効果が大きく変わります。
発酵していない肥料を使うと、せっかくの肥料の効果が出ないどころか、逆に野菜のための栄養を吸ってしまいます!
発酵している肥料だとしっかり肥料としての役目を果たしてくれます。

次にたい肥ですが、牛のフンや植物のごみを発酵させたものがこれに該当します。
たい肥は、土をふかふかにして、土の中の微生物を増やし、植物が根を張りやすくする役割があります。
(あなたの知らない 肥料 の世界3!!に詳しく書きました。)


◎化学肥料の使い方
「肥料」というとほぼ化学肥料を指します。
ホームセンターでも化学肥料の割合が高いです。
そんな化学肥料をうまく使いこなすにはどうすればよいでしょうか?

まずは肥料の袋の裏を見てください。
たいていの肥料は裏に使う量の目安が書かれています。
ちなみに、ホームセンターで売っている大きい袋(20㎏入りとか)を買うと使い勝手が悪いので、100均のなかの肥料コーナーで買うのがよいと思います!

100均の肥料は使い方がわかりやすく書いてあって使いやすいデスネ!


まずはプランターに必要な量の肥料を用意します。次に土とよく混ぜます。土の中にかたよりがあると、うまく育たないことがあるので注意です!
しっかり混ぜられたら、もう土の準備は大丈夫です!

化学肥料は、基本的に「早く効果が出てすぐに切れる」と思ってください。
野菜の様子を見ながらですが、2~3週間に一回くらい肥料を追加してあげるとよく育つはずです。


◎有機質肥料の使い方
有機質肥料は必ず発酵しているもの(発酵油粕とか発酵鶏糞とか)を用意してください!
プランターは根が張れる場所が限られているので、土の中で発酵するときの悪影響が大きいです。
最初の使い方は化学肥料と同じで、土と混ぜて終わりです。

有機質肥料の特性として、「ゆっくり長く効く」ことがあります。
なので、多少入れすぎたかな?と思っても意外とちゃんと育つことが多いです!


◎たい肥の使い方
たい肥についてですが、プランターではほとんど必要ないです。
理由としては、畑と違って土を入れ替えればすぐに良い土に戻せるからです。
たい肥を使うのは、同じ土を何年も使う予定の時、と考えておけば大丈夫です!

ちなみに、僕は街路樹が原料の堆肥を使っています。

長かった肥料月間も今回でおしまいです!
来週からはまた野菜の話を書いていこうと思っているので、ぜひ読んでください!
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