ダダ散文 -102ページ目

2009/04/26

三、 四、 と

口の中で呟いて


あ、い、う、と
口の中で呟いて



何でもいいんだ


危険な信号貴方に点滅したら



一、二、三、四、五、六



何でも呪文になるよ



木を数えたっていいし


何なら煙草の数
数えてみる?


でもそれだと慎重にしなくちゃ


だって終わってしまうもの

だから煙草(など)の場合は


慎重な心で
心見ぬ振りして

何度も数え直さなきゃ



一歩 二歩 三歩

数えながら歩いてく



それまでも出来なくなったら


呪文を呟く事が出来なくなったら‥‥


あなたはすでに誰も入れない暗闇の中



出口も入口もない



あなたの危険信号が消えた

もう私からは信号が読みとれない



そうなったら
そうなったら


私はあなたのモール信号が再び点滅する時間は持ち合わせているけれど



あなたの点滅が再びされる事は無い。

2009/04/26

三回目‥‥‥

三回目なんだ。



彼女はひたすら奔走す


けれど盲目に


飛び込んだ先はいつも別れ


けれど私は彼女の狂女を愛し又
胸骨に痛みいるほど
理解している



彼女の行先を尋ねても
答える人は居ないよ



残念ながらどこかの林で一人伸び伸び身体を横たえているわけじゃない



自然の声も聞けない


世の中というものを彼女自身は超えて
奔走してるのさ



もしこれも駄目だったら


綺麗な横顔は汚れぬまま

だけれどこちらに向けられず


死んだ方がましだわ


そうして恐ろしく低い低音が徐々に周りの空間に鳴り響き出す


超低音の楽器

どこからともなく
彼女から


そして去り行き



彼女は消える

私の前から



又彼女に会う事があるかしら


欲しくも無かった彼女の欲望


欲しくも無かった彼女の彼女自身で抑えられない切望



この世界では叶えられないのに


彼女を見ると
私はどこかの骨が痛み出す


私の骨も痛みっぱなしなんだ



本当に誰を責めればいい


私たち人間に背負わされた切望の数々


歳老いて顔がくしゃくしゃに皺だらけになったら 彼を赦せるのか



本当に人間に課せられた本能は


(気付いてない人ばかりだが)


何故にここまで私達を苦しますものだろう


産まれた時からして既に

既に既に
私達は満ち足りた



なのにそれから一歳二歳‥‥‥‥‥



パンドラの箪は
希望のみ残されたらしいが



それがいかにどんなに
私達を苦しめる


虐めるんだ


私達は産まれて既に
満ち足りてしまっているのに



だから今私達が食べるものは飽和した空気のみ



‥‥‥‥‥‥‥



食べたくないね



だってもう食指は伸びない

2009/04/25

考えたくないから

別段何も抵抗もせず
くじを引いた



微妙な当、た、り、


喜んでいいのか悲しんでいいのか

それすら分かりゃしない



ともあれこれで決まったわけだ


くじを引いた他の人間もぞろぞろ方々へ散っていく


私もそれにしてもなくしゃくしゃな紙を改めて見ながら
周りの人々と同じようになんやかんやと散っていく


おや

裏には何やらわけの分からぬ数字が落書きみたいに書いてある


あんまりにも

だなあ


私は呆れながら足を進める



ともあれ



これで決まったわけだ


All Deceided。