南京大虐殺のこと | 幸福就好 ハルビンから来たお嫁さん

幸福就好 ハルビンから来たお嫁さん

中国人の奥さんとのお話しを書いていきます。
同じように中国人女性と国際結婚した男性や、
これから結婚を考えている男性の参考になればいいのですが、、、
中国語は勉強中なのですがまだまだです。
日中両国が真の友人になれますように!(=´∀`)人(´∀`=)

南京大虐殺。
中国では南京大屠殺といい、
さらにグロテスクなネーミングになります。

南京攻略戦のさなかに
日本軍による一般市民の殺戮あったかなかったか。

あったと考えるのが至って自然。

その規模が
数百人なのか数千人なのか数万人なのか。
さらに計画的か偶発的か。
これが延々と論争されています。

中国は30万人というとんでもない人数を
主張していますが、
人数の大小の問題で何十年も論争し、
あげくに、
中国が主張する30万人なんて
どう考えてもあり得ない、
から転じて、
そもそも南京大虐殺なんてなかったのだ、
と言い出している人たちが多勢います。
南京大虐殺否定論者のほぼ全てがこれです。
数字の話にすりかわっているのです。
大虐殺という言葉に反応してるんですね。

南京攻略戦の際、
一般市民を多数殺害したが、
市民の犠牲は戦争にはつきものだし、
便衣兵と市民の区別がつかなかったので
しかたない、
大虐殺と呼ぶような性質でも規模でもない、
だから大虐殺とか言うな!
というのが否定派の言い分。

逆の立場で考えてみましょう。
中国遠征軍の猛攻で東京が陥落。
その際に中国軍により市民が多数殺されました。
にもかかわらず中国側は、
日本が主張する被害者数がデタラメだから
全てでっち上げだ、
と主張したとしましょう。

そんな話しに妥協点はありません。
この不毛な論争にはかかわらないほうがいい。
建設的なものは何一つ出てきません。

最近、世界記憶遺産に
南京大虐殺が認定されましたが
日本政府は反応せずにスルーでいいと思います。