新・予備校ではわからない公務員試験対策【公務員試験Lifehack】 -2ページ目

新・予備校ではわからない公務員試験対策【公務員試験Lifehack】

予備校業界に長くいます。予備校講師の目線からみた公務員試験対策本のレビューが中心です。
最近は、レビューを超えて、勉強法も書き始めています。
受験生のためになればと思っています。

1 教養論文試験は政策課題論文試験と対策が違う

前回までは,政策課題論文の書き方について述べてきましたが,今回は,教養論文試験についての対策法です。

 

政策課題論文では論理力と,資料の読解力を重視するように言ってきましたが,教養論文はちょっと対策が違います。

 

2 教養論文試験で重要なものとは

教養論文試験で最も重要なものは「知識」です。

教養論文試験では,政策課題論文試験のように「資料」が添付されていない時もよくあります。しかも,課題文自体もとてもシンプルでそこに何か情報があるわけではありません。

よって,試験前に頭の中に,「知識」がないと全く書けない状態になってしまいます。

よって,事前にどれだけ準備したかで点数が変わります。

 

3 「知識」とは

では,どんな「知識」を入れておけばいいのでしょうか?

 

① 時事的な知識

まず,よく出題されるのが時事的な知識です。

例えば,少子高齢化とかですね。

時事の知識は公務員試験の多肢択一式でも重要なので,ちゃんと対策をとっておきましょう。

なお,時事対策では,下記の記事を参照

https://ameblo.jp/dada1975/entry-12603778060.html

 

②受験する地方や行政庁に特有の問題

東京都の問題なんかがそうですが(まあ,東京都の問題は添付資料が付きますが…),地方の問題や課題について述べさせる問題がよくでます。その地域をことを調べ,白書等の文章が出ている場合はそれをよく読むことが重要です。

まあ,これも志望動機等を書く時に調べることになると思いますので,それほど苦労がないのかもしれませんが…

 

ちょっと長くなってきましね。

明日は実際の準備方法について書きたいと思います。